いたがき京王プラザホテル札幌店の位置する札幌中心部には、徒歩圏内に数多くの観光名所があります。札幌と言えば多くの人が名前を挙げるであろう『時計台』もその一つ。

時計台全景

お店からは徒歩15分弱の場所にあります。

 明治9年8月、北海道開拓の推進役となる人物を養成する札幌農学校(現在の北海道大学の前身)が開校しました。

時計台は、この農学校の演武場として明治11年10月校地の中央に建設され、明治14年8月12日、時計機械が運転を開始し時を知らせ始めました。

演武場の2階は兵式訓練や体育の授業を行うほか、中央講堂としても使用され、1階は研究室・講義室、動植物や鉱物の標本展示室として利用されていました。

やがて、札幌農学校が明治36年に現在の北海道大学の位置に校舎を増設して移転すると、演武場は当時の札幌区に貸与され、明治39年には街区の整備にともない約100m南の現在地に移されました。この頃から演武場は「時計台」と呼ばれるようになったと言われています。

2F演武場

その後、集会場や図書館として活用され、現在は農学校と時計台の歴史を紹介する資料館として多くの見学者を迎えるとともに、夜間の2階ホールでは、演奏会や講演会などが催されています。また、有島武郎の小説「星座」や、北原白秋作詞の「この道」など、大正時代以降の文学や音楽によって広く知られるようになり、今では札幌の顔として年間多くの観光客が訪れる人気スポットの一つとなっています。

そして、時計台もまた札幌の開拓時代を語る貴重な歴史的建造物として

北海道旧本庁舎(通称:赤レンガ http://www.itagaki.co.jp/blog/?p=6509)などと共に国の重要文化財に指定されています。

時計台の鐘の音は、かつては一里(約4km)四方に響き渡ったと言われ、現在も正確に時を知らせ続けています。その優しい響きは今も昔も変わりません。

そんな時計台は、今年の8月12日に132歳になりました。明治の終わりには全国に72台あった時計台も現存するのはこの一台のみ。国内最古の塔時計となりました。

ビルの谷間にひっそりと佇むその姿に、中には「思っていたより小さかった」とがっかりされる方もいらっしゃるとか。たとえサイズは小さくても、札幌の歴史とロマンがたくさん詰まった時計台は、一度は訪れていただきたい素敵な場所です。

ぜひ、開拓時代の息吹を感じてみて下さい。

時計台の所在地・開館時間等はこちら

札幌市公式観光サイト http://www.welcome.city.sapporo.jp/sites/tokeidai