タンニンなめしの革は、化学物質を使わずにミモザなど100%植物性のタンニンでなめされているため、自然分解され土に還ることができる“環境に優しい天然素材”です。そして使うほどに艶や風合いが増していく経年変化を楽しむことができます。使い始めは堅く感じられますが、お手入れをしながら愛情をもって育てると、革は自然と手に馴染み、柔軟でより使いやすくなり、まるでその人に寄り添うかのように変化していきます。馴染んだ革には育てた人でなければ分からない優しさや感動があります。
※いたがきで使用するタンニンなめしの革は牛皮です。ほかの動物よりも厚みがあり、品質と供給量も比較的安定している素材です。