- Entry at
- 2009
- 12/12
- 11:34AM
栃木レザー社
先日、久しぶりに栃木レザー社を訪問してきました。いたがきが使う8割方のタンニンなめしの革の供給先で、お取引が始まって20年以上にはなります。国内外ともに革屋さんは、いつの時代でも存在の危機にさらされ、また技術革新もあり、栃木さんのように頑なにタンニンなめしのピット槽を保持している会社はとても少なくなってしまいました。先日初めて「蔵の町」栃木の町並みを案内していただいて、今なお栃木レザー社が存続できている訳が少しわかったように思います。当時は交通手段として使われていた町に流れる川やその両脇に建つ蔵の建物が、昔のまま自然に情緒を残して守られています。新しく建てるより、昔のままを受け入れ、残すほうがどんなにご苦労の多いことか…でもそういう方たちがいるからこそ、大事なものが存続し継続できるのだと思います。そこに住む人の意識や考え方が一番大事だと思います。
投稿者:板垣 江美
コメントをありがとうございます
先日 バッグの整理をしていましたところ、とても軽いレザーリュックが出てきました。 息子達が小さい時に、両手が使えるように、ジーンズショップで購入したのを思い出しました。リュック用のベルトを外すと、普通に下げられる、2ウェイタイプのお品です。
中に入ってる型崩れ防止の紙包?に、新聞が入ってあり、平成五年とありました!
未だに型崩れもなく、とても綺麗で、デザインも、良い物です。
どこのメーカーだろう?と、息子と検索してました。GENUIN CATTLE
LEATHER の刻印、これは、レザーの名前?でしょうか?
バッグの中に、青い丸い印で、栃木 40と、押してあります。
この素敵なバッグは、栃木レザー社のバッグでしょうか? もし、初期の作品だとしたら、なんだかワクワクしてしまいました。
エバ様 コメントをありがとうございます。
栃木レザー社に確認しましたところ、青い丸い印で、栃木 40
というのは栃木レザーの革で間違いないそうです。
またGENUIN CATTLE LEATHER の刻印は本牛革という意味で、
どのメーカーで作られたものかは断定できないとのことでした。
弊社の製品でもないと思いますが、元は同じ栃木レザー社で
なめされた革ですので、長持ちしていい風合いが出ていると
察します。どうぞ長く大事にご愛用ください。
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