いたがきに関する話題をお届けしている年3回発行の「いたがき通信」
今回の特集は
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前号でも少し触れましたが、道民にとって親しみ深い、北海道のプロ野球球団「北海道日本ハムファイターズ」と北海道の翼「AIRDO」よりコラボレーションのお話をいただき、いたがきの定番品からご希望に合わせてオリジナルアイテムを制作しました。
2004年の北海道移転以来、今やすっかり道民のヒーローとなっている日本ハムファイターズ。普段の試合の他にも球団を通して地元と交流、地域おこしなどを主体にしたSC(スポーツコミュニティ活動)を行なっています。その1つが北海道の企業とコラボレーションした商品を共同製作・販売する「北海道クラフトシリーズ」。北海道ならではのものづくりを広く紹介することで、地域への貢献に繋げています。第1弾の室蘭のボルタ工房(ボルタ人形)から始まり、旭川、千歳など道内各地のものづくり企業と連携し、継続してバリエーションを豊かに展開しています。
2017年にシリーズ第2弾として、いたがき製品にファイターズのロゴマークを版押ししたコラボ商品を発売。E183プレイングドル入れ大などの小銭入れ、ステーショナリーなど5種類が登場しました。その2年後の2019年には第11弾としてリュックサックやショルダーバッグなど6種類を追加。同時に、札幌駅前のオフィシャルショップ「ON-DECK」の一角を借りて革タグキーホルダーのものづくり体験教室も開催されました。今までいたがきをご存知なかった方とも、大好きなファイターズとのコラボ商品で、繋がるきっかけをいただきました。
また、球団の選手が道内の市町村の応援大使となって地方PRを行う「179市町村応援大使」では2020年度に2選手が赤平市応援大使に任命されました。それをきっかけに、いたがきでは赤平市役所とも協力して特産物としての製品提供などを行なっています。
北海道を代表する球団・日本ハムファイターズとのコラボを通じて、いたがき製品をより広範に認知していただき、地元・赤平市のPRにも繋げたいと考えています。
「北海道の翼」を企業理念に掲げるAIRDOは、道民に寄り添った交通機関を目指しています。機内販売、機内食に北海道のものを積極的に採用し、機内誌『rapora(ラポラ)』は、「北海道にいながら北海道の知らないことがわかって良かった」と地元のお客様に喜ばれるほど、北海道にこだわった誌面となっています。そんなAIRDOがいたがきと初めてコラボしたのは2012年のこと。機内販売用商品のオリジナル版の入ったIDストラップとバッグタグでした。商品は機内誌にも掲載され、話題を呼びました(現在は販売終了しております)。
2019年には、AIRDO取引先企業へのノベルティとして、飛行機キーホルダーと、飛行機マークの型抜きがされた名刺入れ(E273 シンプル名刺入れ)を製作しました。当時のAIRDOには、様々な販促グッズはありましたが、取引先企業の役職者の方々にお渡しできるような商品がありませんでした。そこから「今あるグッズより少し高価で、喜ばれるもの」として革を使った商品を製作することになりました。そこでタンニンなめしの革製品を取り扱ういたがきに声がかかり、革を使ったコラボ商品の製作に至りました。「素早く、イメージどおりのサンプルを作成していただきました。目標としていた高級感がありました」と、AIRDO営業担当の久保さん。今回の特集にあたり、取材に応じてくださいました。実際に取引先にお渡しした時も「大切に使わせてもらいます」と喜んでいただけたそうです。このようにいたがきの革製品は、企業間の架け橋にもなっています。久保さんは「革製品は高価なものですが、大切なお客様への商品としてきっと喜ばれると信じております」といたがきの革製品の魅力を後押ししてくださいました。
2012年にAIRDO機内販売商品となったバッグタグ
日本ハムファイターズ、AIRDO両社は、より地元・北海道を盛り上げるための活動をされています。これらの企業とコラボレーションをすることで、いたがきも革製品の魅力発信と共に北海道への貢献を目指して、今後も様々な企業とのコラボ商品を皆様にお届けしていく予定です。どうぞ楽しみにお待ちください!
スリムポーチ
これからの夏、リュックサックとも合わせやすいベルトポーチがおすすめです。
ベルト一体型のシンプルな薄型ポーチ。上からアウターを着ても響きづらく、薄着の夏にはポケット代わりとしてスマートに身につけられ、オンオフ問わず、どんな服装にも合わせてお使いいただけます。 15年近く形を変えず作り続けている、 いたがきの隠れたロングセラーです。
その道の通には有名なイタリアンが滝川にあります。厨房で腕を振るうのは二代目店主の河内一輝さん。父から受け継いだこだわりの羊料理は唯一無二で、長年多くのファンに愛され、今年で30周年を迎えました。
羊は道内の羊専門牧場からの直送で、屠殺後すぐ店に届き処理を行うため生肉で食べられる程の新鮮さです。レバーや腸などの内蔵も余す所なく提供できるのは、一頭丸ごとで買っているからこそ。「新鮮なラム(子羊)肉だけを使っているので、内臓まで本当に臭みがないんです。」と河内シェフ。おすすめはモモ肉を使ったステーキで、シンプルさ故に羊肉の甘みがよく分かるそう。野菜や小麦粉など他の食材も積極的に地元の物を使用しているのは、「共に地域を盛り上げよう」との思いから。昨年のいたがきのイベントではピザ窯を持ち込んで屋台出店もしていただきました。
「店を継いだ当時は自分の個性をもっと出したいと思っていましたが、お客様と接するうちに考えが変わっていきました。
ブレずに、ペコラの味を続けていくこと。今はそれが目標です。」とまっすぐに語ってくださった河内シェフ。ここにしかない味を、ぜひ訪れてみては。
TRATTORIA La Pecora(ラ・ペコラ)
〒073-0021 北海道滝川市本町1丁目4-11
TEL 0125-24-7856
http://pecora.jp.net/
営業時間:
11:30〜14:30(Lo14:00)
17:30〜22:00(Lo21:30)火曜日定休
Topics
7月23日(木)「海の日」、7月24日(金)「スポーツの日」の2日間、赤平本店では工房見学会を開催いたします!普段は見ることのできない職人の手作業を間近で見られる、貴重な機会です。いたがきのものづくりを肌で感じていただければと思います。
時間:11:00~/14:00~
定員:15名(予約優先となっておりますが、当日の飛び入り参加も可能です。)
予約:0125-32-0525 まで
いたがきが本社を構える北海道赤平市は、札幌から旭川方面へおよそ100km、ドラマ「北の国から」やラベンダーで有名な富良野に程近い、かつて炭鉱で栄えた人口1万人程の小さな町です。
赤平本店は、富良野や美瑛に向かう街道沿いに位置するため、毎年夏には道内外から多くのお客様にお立ち寄りいただいています。小高い丘の上から望むのどかな田園風景や石狩川沿いに広がる広大な平野が、都会の喧騒を忘れさせ穏やかな気持ちにさせてくれる、この地域の人気スポットです。
本店カフェテラスから望む田園風景
今年の春は新型コロナウィルスの全国的な流行により、本店もゴールデンウィーク期間は休業し、従業員とお客様の安全確保のための対策に取り組んでまいりました。引き続き感染予防には留意しつつも、様々な情勢を見据えて、今年も夏の風物詩である「赤平本店 夏祭り」の開催を予定しています。例年とは全く違う状況にはなりますが、ご来店された皆様が楽しんで、少しでも明るい気持ちになっていただけるようにスタッフ一同アイデアを出し合い準備に励んでまいります。イベント詳細についてはホームページなどで随時お知らせしてまいりますので、どうぞお楽しみに。
いたがき京都御池店は8月末で開店10周年を迎えます。お店のある御池通は広々としたけやき並木の美しい通り。京都の中心である京都御苑も近く、若者で賑わう三条通りや「京の台所」錦市場も徒歩圏内です。
平安から続く都であった京都の街は、長い時間をかけて独特の文化を作り上げてきました。その文化を支えてきたのが伝統産業です。長い歴史の中で幾度も戦乱や疫病による苦難を経験した京都ですが、街を愛し、伝統技術を守り続けた多くの職人やそれを使い続ける人々によって今も大切に受け継がれているものがたくさんあります。 京都にお店を出
平安から続く都であった京都の街は、長い時間をかけて独特の文化を作り上げてきました。その文化を支えてきたのが伝統産業です。長い歴史の中で幾度も戦乱や疫病による苦難を経験した京都ですが、街を愛し、伝統技術を守り続けた多くの職人やそれを使い続ける人々によって今も大切に受け継がれているものがたくさんあります。 京都にお店を出したのも、そんな風土がいたがきのものづくりの理想と重なったからでした。
したのも、そんな風土がいたがきのものづくりの理想と重なったからでした。
8月末からの10周年記念フェアでは、ご要望の多い「小ぶりで軽やかなリュックサック」としてパンプキンリュックミニを人気の赤色で限定販売いたします。同時に、昨年大好評のマルチポシェット2wayも赤色で再登場。どちらも今の時代らしい軽やかさと洗練されたデザインを、受け継がれた職人技で丁寧に仕上げた自信作です。10周年の限定品にどうぞご期待ください。
本年は、初頭からの新型コロナウイルス感染症の蔓延で未だに先が見えない世の中です。みなさま、どうぞ日々お大事にお過ごしください。今回は、北海道を代表する企業とのコラボレーションをご紹介しました。これからも楽しんでお読みいただけるような記事作りに専念してまいります。次号もお楽しみに。