いたがきに関する話題をお届けしている年3回発行の「いたがき通信」
今回の特集は
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いたがき京都御池店のある“御池通”は京都市のシンボルロードとして、両側に立派なケヤキが植えられ、新緑や紅葉の季節には美しい並木道へと姿を変えます。また鈴なりに咲く紫陽花の撮影スポットとしても人気で、シーズンになるとSNSを通じてカメラを手に訪れる人で賑わいます。店舗の近くには有料駐車場「京都市御池地下駐車場」があり、車を置いて散策するのにも便利です。今回はこの“御池通”から歩いて行けて見る・買う・食べるが揃う「御所南エリア」をご紹介いたします。
北の“丸太町通”には「京都御苑」があります。広大な敷地の中には旧皇居である「京都御所」や「京都迎賓館」を有し、現在は国民公園として桜、新緑や紅葉などが四季折々楽しめるように一般開放されています。“御池通”を東の河原町方面へ歩くと“寺町通”があります。“御池通”をはさんで南は本能寺や老舗のスマート珈琲店、古書、ギャラリーが集まるアーケード街で雨の日も観光客で賑わい、北の京都市役所側は地元の人も多く、一保堂茶舗や村上開新堂など風情ある京都らしいお店が並びます。また、西へ向かうと“車屋町通”には創業550年余の京の蕎麦「本家尾張屋」が、“烏丸通”には日本最大の漫画博物館「京都国際マンガミュージアム」が、さらに“堀川通”まで歩けば大政奉還150年を迎えた世界遺産「二条城」へたどり着きます。向かいには794年に造営された天皇ゆかりの「神泉苑」があり、境内の法成橋は『一つだけ願いを念じながら渡り、善女龍王社でお参りすると成就する』と言われ、パワースポットとしても有名です。そして“御池通”から京都御苑までの東西の通りにも御所南らしい面白さがあります。“押小路通”や“二条通”にはこじんまりした美味しいお店が並び、家具の街“夷川通”は建具や古道具などの老舗だけでなく北欧家具のショップやカフェもあります。京都御池店から“堺町通”を北へ行くと1781年に創業された造り酒屋「キンシ正宗堀野記念館」や、銘菓・味噌松風で有名な「松屋常盤」があります。
御所南エリアは歩いて周れる気軽さと、老舗の暖簾をくぐる愉しみや新しいお店を見つける喜びがあります。自分好みのお店を見つけた嬉しさは、忘れられない旅の思い出になります。この街を歩くと宝探しのような楽しさがあり、賑やかな観光地はもう行き慣れているという方にこそ御所南エリアをおすすめします。長い歴史をもつこの地域は今でも老舗が残り、昔ながらの趣を随所に見る事ができます。
そこへ近年では町家をリノベーションしたカフェやレストラン、パン屋やアート雑貨など隠れ家的なお店がいくつも誕生して、京都の若者を中心に新しく注目されるようになりました。市内中心部で交通アクセスも良く、京都駅からは京都市営地下鉄「烏丸御池駅」「丸太町駅」が最寄り、阪急京都線や京阪本線から各地下鉄への乗り継ぎもスムーズです。
京都御苑は旧公家屋敷や庭園など貴重な文化財が見られる他、
桜や紅葉の名所もある市民の憩いの場です。
京都は碁盤の目のように、いくつもの細かな路地が寄り集まって出来ています。小さな軒先のひとつひとつに物語があり、新しい風も受け入れながら文化と伝統を未来に託していく。よそ行き顔に見える街も一歩中へ踏み込めば、そこには人々のささやかな暮らしがあります。いたがき京都御池店では、より詳しい御所南エリアのご案内もしています。本当の京都を探して街歩きをしてみませんか?また、同店では毎年7月17日には特別ご招待の祇園祭鑑賞会を開催しており、10月の時代祭ではどなたでも2階から行列を見ていただけます。限定「千鳥版」の名入れは京都土産や旅行の記念としても好評です。またタンニンなめし革の良さ、いたがきのものづくり精神を知っていただくため、毎月「ものづくり教室」も開催中です。どなたでも簡単に革小物作りをお楽しみいただけますので、お気軽にお問い合わせください。
※京都市営地下鉄(鳥丸線・東西線)を利用
12月の催し物ご案内
お手入れや修理のご相談の他、ミシンを使って 製品の実演販売も行います。
※ご予約・お問い合わせは京都御池店まで TEL :075-222-5656
〒604-0825 京都市中京区御池通堺町西入御所八幡町233 Mezzo御池1F・2F
優しい丸みを帯びたボディが魅力の「タウンボストン」。仕切りを兼ねたファスナーポケットがあり、整理しやすい仕様です。
こちらのお客様は、タンニンなめしの革の素材感、タウンボストンの丸い形と中のものがこぼれにくい左右のマチがとてもお気に入りだそうです。
「次のイベント出店時にもぜひ行きたいです」という嬉しいお言葉もいただきました。いたがきでは、今回ご紹介したタウンボストンをはじめとした可愛らしいフォルムで実用性のあるハンドバッグも数多く取り揃えております。各直営店・全国各地のイベント会場でぜひお求めください。
使うプロからの声は、いたがきホームページでも毎月掲載しております。
1.しまう前にお手入れ
まずはしまう前に保護クリームでのお手入れをお勧めします。表面についた汚れを落とし、水分と油分のバランスを整えておきましょう。
2.丸めた新聞紙を詰める
鞄の保管の際に気をつけたいのは、カビの発生と型崩れ。新聞紙を柔らかく丸めて中に詰めることで湿気を取り、形を保つ役割をしてくれます。新聞紙を入れたら鞄の形を整えて、半日ほど風通しの良い場所に置いてからしまうと良いでしょう。ビニール等でない通気性のある袋か箱に入れて、湿気の少ないところで保管してください。
3.定期的な確認と陰干し
保管中鞄に触れなくとも、周りの環境の変化で革に影響を及ぼすこともあります。保管中の鞄も季節毎に状態を確認し、陰干しで風を通したり、表面が乾燥しているようならクリームでお手入れをしてください。
4.使い始める前にもお手入れを
長い保管の後急に日光等に晒されると、革が一気に劣化してしまう恐れがあります。使い始める前にもお手入れの一手間をかけるだけで革への負担が軽減されます。
少し面倒かもしれませんが、大切な鞄と長くお付き合いいただけるよう、ぜひ今シーズンから試してみてください。
日頃より観光や出張などで、とても沢山のお客様が利用される新千歳空港。いたがきが空港に出店してから25年が経ちました。変化し続ける新千歳空港は、いつでもイベントなど楽しい遊びと発見を体験することができ、飛行機に乗るばかりではなく、待ち時間も訪れる方々の旅の思い出となる、“お楽しみ”が充実した施設です。離発着の様子を見ながらのお食事、最近ではデリカテッセンスタイルのファイターズのカフェなど、北海道の味覚を余すところなく満喫できるレストランの数々、温泉や映画館などのアミューズメント、何よりこの空港だけで北海道のお土産には事欠きません。
北海道生まれの雑貨を数多く扱っているCraftStudioの一角にある クラフトスタジオ店は、全国からいたがきファンの皆様が旅の中継点としてお立ち寄りになり、沢山のお土産話を聞かせてくださる交流の場となっています。限定の「北海道」型の版も好評で、多くの方に旅行の思い出として、ご利用いただいています。空港店だけの限定でパスポートケースも取り扱っています。この商品は、今年オープンした中部国際空港セントレア店と2店限定の販売です。ご旅行の途中、皆様はどんな商品をお買い求めなのでしょう。今回は、空港2店舗のアイテム別人気商品ベスト3を比べてみました。
クラフトスタジオ店人気商品
「この通信が皆様のお手元に届く頃いたがき本社のある赤平は、もう根雪(春まで解けない雪)になっているかもしれません。小さな日本列島ですが季節の変わり目には各地の気候の違いに毎年驚きます。今年は北海道以外にあるいたがき直営店をご紹介してきましたがいかがでしたか。来年も、より一層いたがきを知っていただける話題をお届けします。お楽しみに。