毎週末にブログを更新するのを目標にしていますが、今日はだいぶ遅い時間になってしまいました。今日は社長、板垣英三の最近の言葉を紹介します。いたがきの鞄は音楽に例えると「クラシック音楽」だという話を最近事あるごとにしています。今になって作るところが少なくなってしまったのでいたがきの鞄をもの珍しく感じる人はが多いかもしれませんが、社長が若いころ、丁稚奉公をしていたころは誰でも当たり前に作っていた技法のようです。クラシック音楽は当時まだエンジンで走る車がなくて馬がエンジンの代わりで馬車で移動していた頃に生まれた音楽で、風の音や小鳥のさえずり、小川のせせらぎなどの自然界の動きをを楽器の音色を駆使して素晴らしいメロディに仕立てています。 車で走るのと馬車を走らせる違いは動力で縫うミシンと手縫いの違いによく似ています。 クラシック音楽には心を洗い流してくれるシャワー効果があるように思いますが、「いたがき」のタンニンなめしの鞄にも昔懐かしいたたずまいと頑丈で壊しても壊れない強さがあり、働く人のなくてはならない持ち物であり続けたいと思います。