古くから縁結びの神様として知られる大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る島根県の出雲大社。昨今「平成の大遷宮」でも大変話題になりましたが、この東京分祀が麻布十番のお隣六本木にあります。

都営大江戸線の六本木駅7番出口から徒歩約4分、細い路地を入った先に、のぼりが見えてきます。周囲の街並みに溶け込むようなコンクリート作りの入り口が特徴的で、石段を2階へ上ると、そこにはお社、手水舎といった見慣れた境内の様子が広がります。

その歴史は古く、今から136年前(明治11年)、前身である東京都千代田区の神田神社社務所内に出張所が設けられたことが始まりで、その後現在の地に移されました。

こちらは都内で唯一、出雲大社から大国主大神が分霊された場所であり、その縁結びを頼って都内で初めて神前結婚式が執り行われた場所としても知られています。公式HPによると大国主大神は、一般には大黒様として親しまれている神様で、結んでくれる縁は男女の縁に留まらず、幅広く縁を結んでくれる神様とのことだそうです。境内にはなるほど沢山の絵馬が奉納され、訪れる人々の願いが集まっていました。

こちらでは「縁むすびの糸」として衣服に縫い付けて使用できる紅白の糸も買うことが出来ます。

島根県まで行くのは中々大変ですが、お出かけのついでに東京で参拝してみてはいかがでしょうか?

東京ミッドタウン、六本木ヒルズにも近いので、ぜひ麻布十番店まで足を延ばされた後にはお立ち寄りになってみてください。

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