会社という組織において、駆け出しで少人数の時には、一人が何役もこなし、そこそこ人が増えてくると、餅屋は餅屋で役割分担ができるようになる。いたがきの会社も年々関わる人が多くなり、それぞれの分野で長い経験を持つ役者と言える人の存在が会社を支えてくれていますが、スタートの時、自分の取り柄、長所に気づいていない人が多いことに驚きます。自分のことは分かっているようでわかっていない、人生は自分自身を探求するための道なのかもしれませんが、それに早く気づいてほしい、気づけば少しでも困難が軽減されるのにと思うことがよくあります。自分では気づけないことを気づかせてくれる人?運よく親、という場合もありますが、やはり経験のある指導者、その道で多くの人を見ているためにその人の持つ特性を嗅ぎ分けることができる人だと思います。会社という組織の中でいかにすぐれた指導者を生み出すことができるかが、適材適所で人を大事にできる唯一の道かなと思うこの頃です。