鞄いたがき こぼれ話

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  • 2009
  • 08/30
  • 12:12AM

タウンボストン

鞍の鞄に憧れている方も多くいらっしゃると思いますが、いたがきの鞄の中で一番ポピュラーなアイテムがE560のタウンボストンです。当時、通販生活に紹介していただいたことでとても多くの方にご愛用いただくきっかけになりました。丸みを帯びて愛らしい、小ぶりでクラッシックなボストンバッグが誕生したのは1991年、かたいタンニンなめしの革だからこそ表現できたデザインで、そのかたくて重いタンニンなめしの革を多くの女性に受け入れていただくきっかけになった大事な製品です。今年そのタウンボストンのワイドサイズが登場、中に入れる小物を入れやすく、納まりやすく鞄の幅を広くしたことで、副産物としてハンドルの位置に余裕が生まれ、大きくなった分重さは少し増しているのに、ハンドルの傾斜が緩やかになったことで手にした時の感触がよく軽く感じます。鞄を作る上でまた一つ小さな発見と大きな収穫になりました。http://www.itagaki.co.jp/products/items/E560.html

投稿者:板垣 江美

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  • 2009
  • 08/23
  • 8:13AM

RUGATOルガトーという名の革

私がRUGATOの革に出会ったのは10年前にさかのぼります。夫と二人、知り合いを通じて紹介されたベルギーの革屋さんを訪問した時で、まだ小さかった3歳と1歳の子供を隣人に預けて何とか時間を作って、車で走りました。あれから10年、ようやく私の両親をそのベルギーの革屋さんに案内することが出来ました。人でも物でも出会いというのはまさかという偶然が織りなす摩訶不思議なものだと思います。RUGATOという革は見栄えもすぐれていて、質感にもあふれています。その革をなめしている会社はその革以上に歴史のある、先人の功績を今なお高く評価している素晴らしい会社で、いつか私の父に現場を見てもらいたいと思っていたので念願が果たせてとても嬉しく思っています。RUGATOという革への畏敬の念と昔の典型的なハンドバッグを忘れないように作っておきたいと思いから今年のクリスマス新作としてRUGATOのハンドバッグをご紹介したいと思いたち、現場では只今サンプルの製作真っ最中です。

投稿者:板垣 江美

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  • 2009
  • 08/16
  • 2:25PM

伝承

8月お盆の時期は帰省される方が多いと思います。久しぶりの再会に夜明かしで昔話に花が咲き、初めて耳にする話が飛び出してくることもしばしばではないでしょうか…。私はいたがきの仕事を通して親と語り合う機会がとても多く、今になって、へーと思うような驚く話を聞いては、見つけられなかったパズルがはめられたように思うことがよくあります。自分ひとりで生きている気でいても、どこかに家族から受け継いだものが色濃くあって、自分のルーツを知るとアーなるほどと思えるようになります。どんなにあがいても人生は思うより短く厳しいもの、自分一人ではなく家族みんなで一つの目標に向かって全うしていく気持ちが大事なように思います。いたがきは鞄の会社ですが、創業者である父の考え方をしっかり受け継いで、この仕事に関わる人がまともに生きていける環境をつくっていきたいと思います。企業理念というとおこがましい気がしていますが、やはり掲げるとすると「伝承」という言葉に集約されると思います。

投稿者:板垣 江美

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  • 2009
  • 08/09
  • 7:09PM

木の育つスピード

私たちが生きているこの時代は、物が豊富でとても便利な時代です。便利すぎて色々なことが簡単に一度にできてしまうためか、アッと気づいたらもう一年経っていたなんて事がよくあります。時々早起きして外を眺めてボーっと時間をやり過ごすことがありますが、何の生産性もないこの時間が好きで、まるで自分が木になったような錯覚を覚えます。何もしていない、でも頭がスローに動いているそんな感じです。人が成長するスピードは人それぞれ… 今は時の移り変わりの速さに飲み込まれそうになりながら、誰もが必死で生きているように思います。鞄作りも技術もないのに焦りすぎると失敗も多くなり、キャリアがあっても生産性が上がらないとお給料は上がらない、自分の力を知って、あともう少しという気持ちを持って事に臨むのが健全だと思います。木が育つスピードはどんな時代でも変わらない、自然界のバロメータのように思います。

投稿者:板垣 江美

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  • 2009
  • 08/02
  • 3:30PM

SHOP N43°

本日赤平は曇り時々雨…とても涼しい、少し寒いくらいです。この時期多くの方が北海道を旅されていることと思いますが、夏風邪にはどうぞお気をつけくださいね。さて北海道の東側は知床をはじめ大自然の宝庫ですが、まりもで有名な阿寒湖の温泉街の一角にいたがき製品を大事に販売していただいているお店「SHOP N43」があります。ご当地出身の岩淵さんご夫婦が営まれているこじんまりとしたセンスの良いお店です。北海道のクラフト製品の中にいたがき製品もお取り扱いいただいてもう15~6年になりますが、岩淵さんの人情味あふれる熱い語りを聞いて、タンニンなめしの革の良さに魅了された方は数知れず…。お近くをご旅行されている方 是非一度お立ち寄りくださいませ。

投稿者:板垣 江美

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