鞄いたがき こぼれ話

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  • 2017
  • 01/30
  • 10:00AM

北海道新幹線×鞄いたがき コラボ商品

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2016年3月26日に待望の開業を迎えた、北海道新幹線。

いたがきでは地元北海道の企業として、新幹線とのコラボ商品を製作しています。

H5系のロゴを型押したコースター、注目の最上級席のシートの白い革を使ったパスケース・IDケース・マウスパッドの4種類です。

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北海道の旅の思い出に、ぜひチェックしてみてください。

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北海道新幹線とのコラボ商品は、函館-札幌間の特急「スーパー北斗」「北斗」の車内販売にてお求めいただけます。(一部の便では実施なし)

詳しくはJR北海道のホームページをご覧ください。

※いたがきでは販売しておりませんのでご注意ください。

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http://www.jrhokkaido.co.jp/network/goods/09.html
( JR北海道 北海道新幹線H5系グッズ紹介ページ)
お問い合わせ先:JR北海道 客室乗務員センター TEL:011-261-6819

投稿者:企画部

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  • 2016
  • 06/21
  • 4:54PM

北海道新幹線の旅 Vol.1

さわやかな夏の風が吹く北海道。どこまでも続く青空と緑の大地は見る人に感動を与えてくれます。夏も冬も、四季折々に美しい北海道へ出かけてみませんか?

今回はいたがきスタッフが実際に札幌から函館へ、そして3月26日に開業した”北海道新幹線”に乗車してみました。新幹線と道南を巡る旅を全5回に渡ってご紹介します。

<旅の始まりは札幌駅から>

今回の旅は函館周辺の”道南エリア”を目指します。北海道にあまり馴染みがないと、札幌と函館はどれくらい離れているのかよく分かりませんよね。「夕食をのんびり札幌で食べて、夜景は函館で!」という話も聞きますが、実は札幌~函館間は約320㎞も離れていて、鉄道の乗車時間で言えば3時間40分と新幹線の東京~新大阪間よりも時間がかかります。

ですから朝に札幌を出発して「夕食も夜景ものんびり函館で。」をおすすめします。

スタート地点のJR札幌駅からは“特急・スーパー北斗”に乗って、終点の函館駅を目指します。乗車時間が長いので、札幌駅でお弁当や飲み物を買って食べながら行くのも楽しいですね。もちろんスーパー北斗車内でもワゴン販売があり、軽食やコーヒーなども買う事が出来ます。

■電車によって車内販売の無いものもあります。詳しくはhttp://www.jrhokkaido.co.jp/network/syahan/05.html

■JR北海道・道南エリア路線図HP(http://www.jrhokkaido.co.jp/network/map/donan.html

<スーパー北斗で買えるいたがき北海道新幹線グッズ>

以前のブログ「いたがきとJR北海道の物語」http://www.itagaki.co.jp/blog/?p=10214)の中でもご紹介しましたが、北海道新幹線グッズの一部はいたがきで作られています。グッズはキャメルのタンニン革コースターの他に、新幹線のファーストクラスと呼ばれる“グランクラス”の座席シートの革材を使用したパスケースなど珍しい商品もあります。いずれも販売はスーパー北斗の車内か、通信販売のみとなっているので旅の記念にと購入してみました。車内販売の女性にお願いすると、後から座席まで持ってきてくれました。新幹線の中でも駅でも買えないレアなグッズです。(※新幹線グッズはいたがきでは販売しておりません。)

■新幹線グッズについてはこちらhttp://www.jrhokkaido.co.jp/network/goods/09.html

■またはJR北海道・客室乗務員センター(TEL/ 011-261-6819)までお問い合わせください。

<道南の駅を巡る>

札幌を出発した電車は街中を抜け、やがて海岸線に沿って走り出します。海側の車窓からはすぐそばに“内浦湾”を眺めることができます。

苫小牧、白老、登別、室蘭、洞爺、長万部などの駅にも停車するので、寄り道しながらのんびり行く旅もおすすめ。隣の席に座った人に「長万部と言ったら“かに飯”を食べなくちゃ。」と地元の美味しいものを教えてもらいました。

特急の座席にはJR北海道の車内誌が置いてあるので、その路線図を目で辿りながら進めば、“有珠山”や“昭和新山”なども山側の車窓から見つける事ができます。

投稿者:京都御池店

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  • 2016
  • 06/21
  • 4:53PM

北海道新幹線の旅 Vol.2

<大自然の美しさを味わう・大沼国定公園>

景色やおしゃべりを楽しんでいたら、あっという間に電車の旅も終盤になりました。終点の函館駅に着く前に、北海道ならではの美しい自然を堪能するため「大沼公園駅」で途中下車してみました。

“大沼国定公園”は新幹線の”新函館北斗駅”や終点”函館駅”の手前にあり、3つの湖と駒ヶ岳を望むダイナミックな景色を楽しめる人気の観光スポットです。

駅を降りて右側には観光案内所やトイレもあり、目の前にはレンタサイクルのお店があります。自転車を借りると荷物も預かってもらえるので、身軽になって公園を一周することにしました。

レンタサイクルのお店の真向かいには名物“大沼だんご”を売る「沼の家」と言う老舗の和菓子屋さんがありました。たっぷりの“しょう油あん”とセットで“黒ごまあん・小豆”の2種類から選べ、朝作りたての白玉は柔らかく一口サイズで女性でもペロリといける美味しさです。作りたてを食べてほしいと、賞味期限は当日中だそう。大沼公園に来た人だけが味わえる絶品のおだんごでした。

腹ごしらえを終えて、もらった地図を見ながらサイクリングコースにこぎ出します。

一番大きな“大沼”は1周・約14㎞あり自転車でおおよそ70分かけて周ります。コースのところどころに自転車置き場があり、その近くに湖や駒ヶ岳がよく見えるビューポイントがあります。

萌えるような緑の木々、静かな大沼の湖面に青々と浮かぶ駒ヶ岳。まるで絵画の世界にいるような絶景に時間を忘れて、ただ見入ってしまいます。

■レンタサイクル「フレンドリーベア」HP(http://friendly-bear1985.com/

■元祖大沼だんご「沼の家」HP(http://www.hakonavi.ne.jp/oonuma/numanoya.html

<ストーンクレイジーの森・大沼流山牧場>

サイクリングコースの中ほどに“流山温泉”と書かれた小さな木の看板を見つけました。

コースから右に外れてJR函館本線の線路を越え、まっすぐ道路を進むと右手に「大沼流山牧場」の入り口が見えてきます。入口を通り抜けると、広大な牧草地にたくさんの馬がいて、乗馬や牧場生活の体験も出来る施設もあるようです。牧場の奥には釜で焼いたピザが食べられるレストランもあり、家族連れでにぎわっていました。牧場の人に許可を得て、更に奥へと進みます。

サクサクと草を踏んでたどり着いたのは「ストーンクレイジーの森」。そこは世界的な彫刻家「流正之」氏の彫刻が数多く並ぶ丘でした。硬い御影石の作品は、柔らかな自然の風景と見事に重なり合っています。丘の入口には大きな“石の門”があり、門の中央に立つと青空と草原、駒ケ岳が額縁に収まった一枚の絵のように見える、素敵な趣向がされていました。

ここは戦時中、同期の特攻隊員だった流氏と、裏千家の千玄室大宗匠がかつての戦友として61年振りに再会を果たした場所でもあり、丘の頂上には散って行った若い兵士を偲んで「もどり雲」と記された、一際美しい形の石像が立てられています。石像の傍らには「石の点茶盤」があり、そこで大宗匠が世界平和を祈願して献茶をされたそうです。

もう二度と苦しまなくていいように。静かな風景の中で、安らかに祈りを捧げているような石像の姿がとても印象的でした。

■大沼流山牧場「パド・ミュゼ」HP(http://www.paardmusee.com/

※牧場内には一部有料の施設があります。

■彫刻公園「ストーンクレイジーの森」HP(http://www.jrh-zaidan.or.jp/business/page02.html

<駒ヶ岳神社と小島の散策>

サイクリングも後半に差しかかった頃、道の右手、大沼とは反対側の林の中に小さな木製の鳥居が見えて来ます。駒ヶ岳の溶岩噴出によって落下した大岩を祭っている「駒ヶ岳神社」です。

人気のない林の奥にひっそりとある神社では、古くから登山の安全を祈願されています。ふと社の横に目を向けると、鎮座している大岩の中へ通じる小さな通路が見えました。細く暗い割れ目を、願い事を唱えながら通り抜けると叶うと言われ、困難に打ち勝つパワースポットとしても有名だそうです。

駒ヶ岳神社を後に、いよいよコースの最終地点へ向かいます。大沼には大小126の島があり、その小島は18の橋で結ばれ、歩いて周ることができます。ゴール地点に近いレストラン「ターブル・ドゥ・リバージュ」の駐車場に自転車を止めて、お散歩してみました。遊歩道にはそれぞれ見所の異なった5つの散策路があり、使える時間に合わせてコースが選べます。森林浴が出来る気持ちの良い小路を歩き、立ち止まって大沼を眺めると、白いクルーズ船がゆくのが見えました。また「ターブル・ドゥ・リバージュ」ではテラスがそのまま船になり、湖の眺めを楽しみながらランチやお茶が出来る「湖上クルーズ」が人気のようでした。

■ターブル・ドゥ・リバージュHP(http://www.gengoro.jp/rivage.html

■大沼公園ガイド「まるごと大沼」HP(http://www.onuma-guide.com/

2時間ほどかけて大自然を満喫し、心も体もリフレッシュ。ちょうどやってきた電車に乗って、終着駅「函館」へと向かいます。

投稿者:京都御池店

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  • 2016
  • 06/21
  • 4:52PM

北海道新幹線の旅 Vol.3

<異国情緒あふれる函館の街>

札幌を出発して大沼で寄り道し、夕方近くに終点の函館へ到着しました。ホテルにチェックインして、いよいよ函館の街へ繰り出します。

函館市は平成26年に「日本で最も魅力的な都市」に選ばれ、年間500万人の観光客が訪れる観光都市。北海道新幹線の開通後はさらに賑わいを増していました。函館と言えば夜景、新鮮な海の幸に歴史的な街並みなど見所がたくさん。

まずはベイエリアへと向かってみました。市内には「函館市電」という路面電車が走っていて、函館山から湯の川までを簡単に行き来することができます。駅前から市電に乗り「十字街」で下車、港のすぐそばにある「金森赤レンガ倉庫」まで歩きます。港の風景に赤いレンガが良く映え、夕暮れ時でとてもロマンチックな雰囲気でした。倉庫内はそれぞれお土産物屋さん、ビヤホールなどの施設が入り、買い物を楽しむことが出来ます。いたがき製品の取り扱いがある「水芭蕉」もこの建物の中にあります。

赤レンガ倉庫を抜けて、函館山へと向かう途中にあるのが有名な「八幡坂」。開拓時代に栄えていた函館の西地区は函館山のふもとから海への坂道が多く、全部で18本の坂があります。その中でもCMや映画に度々登場するのがこの「八幡坂」です。坂道の両脇には手すりの付いた階段もあります。やや急な坂道を、一生懸命登って振り返ると、まっすぐに港まで続く景色が見られました。

そのまま八幡坂の頂上から左右に伸びた細い道に入ると、函館ハリストス正教会、カトリック元町教会などの教会群が現れます。日本最初の国際貿易港として栄えた函館ではこの元町と呼ばれるエリアに外国人墓地や旧領事館、教会など異国情緒あふれる建物が多く残されていて、日本開国の歴史や当時の面影を感じる事が出来ます。

■函館観光情報サイト「はこぶら」HP(http://www.hakobura.jp/

<世界三大夜景を楽しむ>

そろそろ日も暮れ出し、街に明かりが灯ります。夜景を見るため、急いでロープウェイ乗り場へ向かいます。函館山は「100万ドルの夜景」とも称され夜景スポットとして有名です。標高334メートルから見る夜景は暖かな光を放つ市街地の左側に津軽海峡、右側に函館湾が広がり、その幻想的な光景を見るために連日多くの観光客が訪れます。

おすすめの鑑賞時間は「夕焼けから夜の空へと移り変わる辺り」だそうで19時前には山頂へと向かう人の列が出来ていました。年中混雑している時間帯のようですが、繁忙期はロープウェイが5分間隔で運行されているので、思ったより早く頂上まで上れました。

函館山から見る夜景は想像よりもずっと素晴らしく、刻々と空の色が変化して街が輝きだすのを眺める事ができました。

■函館山ロープウェイHP(http://334.co.jp/

<函館を味わう>

函館は観光だけでなく、食事も楽しみの一つ。夕食は海鮮を食べに行きました。

地元の人に聞いて入った居酒屋では定番の「活イカの刺身」を注文しました。

捌いたばかりのイカは透明で、しょうが醤油につけて食べるとコリコリとした歯触りが絶品。北海道と言えば「ホッケ」も有名ですが、ここでは「根ボッケ」という回遊しないホッケも名物で、「普通のホッケより大ぶりで脂がのって最高。」とおすすめされました。

おなじみの「じゃがバター」には自家製のイカの塩辛が添えてあり、一緒に食べると目から鱗の美味しさ。塩辛、じゃがいも、バターも北海道産の贅沢なじゃがバターです。

また、海鮮だけでなく函館塩ラーメンや、ここにしかない「ラッキーピエロ」と言うハンバーガーショップも大人気で、夕食時にはお店の外にまで列が出来ていました。

帰る日の朝も少し早く起きて、函館駅からすぐの「朝市」でとれたての魚を頂きました。

市場の活気、行き交う人々に美味しい食事。函館は噂通りの美食の街でした。

投稿者:京都御池店

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  • 2016
  • 06/21
  • 4:51PM

北海道新幹線の旅 Vol.4

<新しい新函館北斗駅>

楽しかった道南の旅も終わり、いよいよ北海道新幹線に乗車するため「新函館北斗駅」へと向かいます。新幹線開業に合わせて完成した新しい駅まで「はこだてライナー」に乗り約25分で到着します。「はこだてライナー」は車体や車内にも北海道新幹線と同じグリーンとパープルがあしらわれていました。以前は「旧渡島大野駅」という無人駅でしたが、新幹線開業とともに「新函館北斗駅」へと生まれ変わっています。

駅に到着すると、すぐに新幹線ホームに入る改札が見えます。階を上下することなく乗り換えられる「平面乗り継ぎ」は、新函館北斗駅の大きな特徴です。

そのまま改札を通って2階へと上がります。まだ真新しい駅舎はとてもきれいで「自然とともに呼吸するモダンで温かみのある駅」というコンセプト通り、至るところに北海道らしさの溢れるデザインが施されていました。

駅を正面から見学したかったので、駅員さんに新幹線のチケットを見せて一旦外へと出ました。駅前広場から見た新函館北斗駅は、落ち着いたグレーの外壁と広いガラス面がとてもモダンです。

ガラス越しに見える大きな白い柱は、トラピスト修道院のポプラ並木をイメージしたもの。駅舎内の天井には地元産の杉集成材がふんだんに使われて、木の香とぬくもりが感じられます。また、近くの茂辺地(もへじ)は、開拓使時代に北海道初の煉瓦製造所のあったところ。その北海道産のレンガ壁も内壁に使われていて、温かみのある雰囲気を醸し出しています。

駅の入り口を入ると地元のアンテナショップ、コンサートもできるイベントスペースやギャラリーがあり、北海道ゆかりのアイヌ文化の紹介や、人気漫画「北斗の拳」の主人公・ケンシロウの銅像もありました。

エスカレーターで再び2階へ上がると、観光案内所や飲食・休憩スペースがあります。大きな窓越しに駅前広場が見えて、駅の隣でホテルや複合商業施設の建設が進められていました。食事をする場所には青森県八戸市の老舗駅弁メーカー・吉田屋がプロデュースする「BENTO CAFÉ 41°GARDEN(よんいちガーデン)」があり、地元食材を使った色とりどりの「カフェ弁」が人気のようでした。

美しいステンドグラスが飾られた2階の自由通路からは、新幹線をガラス越しに眺めることもできます。自由通路は改札の前なので、誰でも新幹線を見学することができます。お父さんに連れられた子供たちも来ていました。

他にも同じフロアに函館の人気駅弁メーカー「函館みかど」のショップもあり、北海道新幹線の形をした駅弁を発見。車内で食べるのに買ってみました。

また駅員さんに切符を見せて改札内に入り、1階の新幹線ホームへと下りていきます。

ホームには可動柵があり、北斗市特産のマルメロをイメージした黄色の塗装がされていました。その他、木古内駅では海の青色、奥津軽いまべつ駅では伝統芸能・荒馬(あらま)の衣裳の赤色と、可動柵の色はそれぞれの地域の特徴で分かれているそうです。

東京方面への新幹線が発車するのは11番ホーム。東京から来るのは12番ホーム。その隣には13番ホームがあり、北海道新幹線が2030年度(予定)札幌まで延伸した時には、”未来の札幌行き”ホームになります。

投稿者:京都御池店

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  • 2016
  • 06/21
  • 4:50PM

北海道新幹線の旅 Vol.5

<北海道新幹線H5系・青函トンネルを越えて>

北海道新幹線として運用されているのはH5系とE5系車両。時間帯によっては2車両が上りと下りに並ぶ姿も見られます。12時44分発の東京行き「はやぶさ22号」がアナウンスとともにホームに入ってきました。

並んで待っていたお客さんも一斉に「新幹線が来たよ!」とカメラを構えて笑顔で出迎えます。

今回乗車する「北海道新幹線H5系」車両には、東北新幹線E5系をベースにオリジナルのデザインが組み込まれています。

車両カラーの鮮やかな「常盤グリーン」と「飛雲ホワイト」は東北新幹線と同じで、中央に北海道のライラックやラベンダーをイメージさせるH5系オリジナルの「彩香パープル」ラインが入っています。車体に一際目立つ白いロゴマークは北海道に飛来する「シロハヤブサ」と北の大地をモチーフにしたもの。

10両編成で先頭の10号車が新幹線のファーストクラスと呼ばれ、定員わずか18名の「グランクラス」。9号車はグリーン車、8~1号車が普通車で、全席指定となっています。

車内は壁や天井に木目をあしらった柔らかいデザイン。通路の床には可愛らしい雪の結晶と夜景の灯りが描かれています。窓のロールブラインドには、縄文土器やアイヌの文様がプリントされたり、細かなところまで北海道らしさを感じられます。

一番の驚きは普通車でも全席に電源コンセントが完備されて、移動中でも携帯やパソコンが充電出来る事です。また座席間も広々として座り心地も良く、可動式のヘッドレストがついていて、頭のクッションを好みの高さに変えられたりと、この快適さは他の新幹線ではありません。

やがて走り出した新幹線からは遠くに函館山が見えました。いくつかの短いトンネルを抜けた頃、車掌さんが「まもなく青函トンネルを通過します。」とアナウンスをくれました。

<夢の北海道新幹線>

今からおよそ50年前、”いつか北海道に新幹線を通す”という途方もない夢から始まり、多くの困難とたくさんの人達の手を経て、ついに北海道新幹線が青函トンネルを越えました。静かにトンネルの暗がりを走る新幹線に揺られていると、時代の大きな流れを感じるようでした。

今回は駆け足の旅でしたが、北海道の魅力をたくさん見て、触れる事ができました。函館から東京まで約4時間。くつろいでいたら、あっと言う間に到着します。

これから北海道旅行を計画されるなら、ぜひ北海道新幹線に乗ってみてください。お勧めいたします。自然と歴史と文化があふれる北海道を思う存分満喫していただける事と思います。

投稿者:京都御池店

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  • 2016
  • 03/26
  • 9:00AM

北海道新幹線開業記念・JR北海道といたがきのお話

<北海道に新幹線を>

2016年3月26日。いよいよ本日、北海道新幹線が開業します。

新青森駅から青函トンネルを通って新函館北斗駅まで。本州と北海道を初めてつなぐ新幹線となります。

北海道新幹線は今から43年前の昭和48年に整備計画が出され、調査や検討を重ねて平成17年にようやく工事が着工されました。

北海道新幹線には、はじめから大きな“壁”がありました。在来線と共用の3本レール、トンネル内の風圧、厳冬期の雪や氷など様々な“強敵”と闘いながら、安全確認や試験走行が繰り返され、一つ一つをクリアする為には、日々多くの人の大変な努力があったと思います。「-北海道に新幹線を-。」そう願った人たちの大きな夢を乗せて、ついに北海道新幹線は走り出します。

<北海道新幹線×いたがき・コラボ商品>

北海道新幹線グッズ

いたがきでは地元北海道の企業として、新幹線とのコラボ商品を製作しています。H5系のロゴを型押したコースター、新幹線初のファーストクラスとして注目の最上級席「グランクラス」のシートと同じ白い革を使ったパスケース・IDケース・マウスパッドなど4種類です。この商品はいたがきでは販売しておらず、JR北海道・札幌~函館間を運行している「スーパー北斗」の車内、またはJR北海道の通販でのみお買い上げいただけます。

※詳しくはJR北海道・客室乗務員センター(TEL/ 011-261-6819)までお問い合わせください。

<北斗星から始まった不思議な縁>

最後にいたがきが北海道新幹線とコラボ商品を作るまでの不思議なご縁のお話をします。昭和63年、青函トンネル開通と同時にデビューしたブルートレイン「北斗星」をご存知でしょうか。それは上野駅から札幌駅まで約1,200kmを結ぶ日本初の豪華寝台特急でした。北海道新幹線の開業と入れ替わりに2015年8月22日、たくさんのファンに惜しまれつつ27年半の歴史に幕を閉じました。

その北斗星が開業する時、こんな話が舞い込んで来ました。「客室のルームキーを革で作れないか」。当時のいたがきは今のように立派な工房も無く、ほんの数人が鞄を作る小さな会社で、数ある製作候補のひとつに過ぎませんでした。その後、まるで糸を紡ぐように不思議なご縁をたどって、正式にルームキーを作る事となります。

ある時、北斗星のロイヤルに宿泊している男性客が「この革のルームキーを旅の思い出に譲ってくれないか。」とたずねたそうです。もちろん列車の用度品ですから「非売品でお売りすることは出来ません。」と車掌は答えました。ところが、その男性は客室に一万円を置いてルームキーを持って帰ってしまったそうです。実は前から売って欲しいという声が多数寄せられており、このハプニングをきっかけに、北斗星の乗車記念のグッズを作って車内販売する事が決まりました。

以降、北斗星が役目を終えるまでの27年間、ルームキーとともに乗車記念の品もずっといたがきで作られていました。

(※北斗星グッズは現在、生産・販売とも終了しています。)

当時の北斗星乗車記念グッズ

赤平の小さな会社が一歩前進するきっかけとなった北斗星。それを繋いでくれたのは、当時JR北海道の営業本部長をされていた方でした。その方は北海道を盛り上げたいと、たくさんの地元企業を支援され、いたがきの事も長きに渡り応援して下さいました。お亡くなりになった後もその方の意志を継ぐ人たちによって、北海道新幹線のコラボ商品へと、ご縁が繋がりました。

「いたがきのおやじさんは良いものを作ってくれる。」英三会長を親しげにそう呼んで、いたがきのものづくりを応援して下さいました。分け隔てない優しい笑顔、北海道への深い愛情とその高い志を私たちは忘れません。

新幹線開業の晴れの日を節目に、ふと過去から続く不思議なご縁を思い起こしました。

北斗星から新幹線へ。進化する北海道とともに、これからも皆様へ良い製品をお届けする為、気持ちを新たに前進して参ります。今後とも鞄いたがきをご愛顧いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

投稿者:京都御池店

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