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鞄いたがき こぼれ話

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  • 2013
  • 03/22
  • 9:00AM

京都で一番有名なお守り

現在、各直営店で開催中の「新社会人応援フェア」にお越し頂きありがとうございます。

名刺入れ、パスケース、ペンケース等の小物からブリーフケース、ショルダーバッグまで

全ての製品が10%オフになる年に一度の機会です。(新社会人様のご本人確認、新規登録が必要になります。詳しくは販売員にお尋ねください。)

4月30日まで開催しておりますので、是非ご家族揃ってお出かけ下さいませ。

先日ご来店の男性は娘さんが今年新社会人になられるそうで、良い会社に受かるようにと京都の有名な願掛け神社を巡ってお守りをたくさん買いましたと仰って、受験や厄除けだけではなく就職活動でも願掛けをされるのだなと驚きました。

観光でお越しのお客様に「京都で有名なお守りってどれなの?」と聞かれる事が度々あります。名のある寺社仏閣はたくさんありますが、今回その中でも特に有名な「お守り」の一つをご紹介したいと思います。

京都市西京区の嵐山にある「華厳寺」は別名・鈴虫寺と言い、境内で一年を通して鈴虫の鳴き声が聞こえるという非常に珍しい臨済宗の寺院です。

長い石段を上ると大きなお地蔵様がおられ、願い事をした人の所へわらじを履いて

訪れるとされていて、観光シーズンには朝早くから若い女性を中心に長蛇の列が

出来ます。

願掛けのお守りを頂く際、はじめに鈴虫の音色が流れる部屋でご住職の説法を聞きます。その時にお願い事の仕方や叶える為の祈り方を教えていただき、最後にお守りを持ってお地蔵様に願掛けをします。

お願い事は1人にひとつだけ。叶えばお礼参りをし、新たな願掛けをする事が出来ます。

もちろん効果の程は人ぞれぞれですが「本当に叶った」という口コミが広がり、いつしか京都で知らない人は居ないほど人気となりました。

面白い事にこの願掛けは、お地蔵様に来て頂く為に必ず自分の氏名と住所を一緒に念じなくてはなりません。引っ越しをした場合は、また新しい住所を念じるのだそうです。

その住所へ願いが叶うまで、お地蔵様がわらじを履いて毎日毎日通われるのだとか。

有名なお地蔵様や鈴虫だけでなく、お庭も趣があって景色も素晴らしい寺院です。

これから外歩きが楽しくなる季節、嵐山からちょっと足を伸ばして鈴虫寺まで

「願掛け参り」に行かれてみてはいかがでしょうか。

<妙徳山 華厳寺>

住所:京都市西京区松室地家町31

TEL:075-381-3830

拝観時間:9:00~16:30

公式HP:http://www.suzutera.or.jp/index.html

投稿者:京都御池店

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  • 2012
  • 11/30
  • 9:00AM

嵐山・花灯篭2012

クリスマスまで1カ月をきり、街も一年で一番華やかな雰囲気に

包まれています。気温も一気に下がり、もう冬がそこまで来ているよう。

最後の紅葉を楽しみに来られる観光客で平日でも三条通りは賑やかです。

今回は紅葉見納めにおすすめのスポットをご紹介いたします。

いたがき京都三条店からは地下鉄東西線に乗り京都駅へ、そこからJR線で

一路「嵯峨嵐山駅」へ向かいます。

京都の西、修学旅行でもお馴染の「嵐山」。道路を隔てて流れる桂川に掛かる

「渡月橋」と言えば皆さん一度はテレビでご覧になった事のある、京都では

お馴染の観光スポットです。

普段の嵐山界隈はお寺やお土産屋さんばかりなので、午後6時にもなると

開いている店も少なく寂しい様子なのですが、毎年この季節には「嵐山・花灯篭」

が開催され、夜間も多くの見物客で賑わいます。

こちらは春に行われている「東山・花灯篭」と同じく「灯り」をテーマにした

観光イベントの一つとして平成17年より行われ、今年で7回目となりました。

同じ期間に夜間特別拝観として二尊院、落柿舎、常寂光寺、野宮神社など嵯峨野辺りの寺社仏閣を巡る事もでき、京都の新たな観光の目玉として根付いています。

艶やかな紅葉の敷かれた石畳、幻想的に浮かび上がる竹林の小径、

秋風に揺れる黄金のすすき野…「歩きたくなる小径」がテーマの嵐山・花灯篭。

特に圧巻なのは、いくつもの色に照らされた嵐山をバッグに浮かび上がる渡月橋の存在感。目の覚めるような美しさ、一枚の完璧な絵画のようです。

夜は底冷えと寒さの増す京都ですので、暖かく着込んで「ひと時の幻想散歩」へと是非お出かけ下さい。

<京都 嵐山・花灯篭2012>

開催期間:12月8日~17日

時  間:17:00~20:30

公式ホームページ http://www.hanatouro.jp/arashiyama/index.html

投稿者:京都御池店

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  • 2012
  • 11/02
  • 9:00AM

青蓮院門跡・秋のライトアップ

11月になり朝晩の気温がぐっと下がり、街路樹も色付き始めました。

赤や橙色の色鮮やかな景色が楽しめるようになるのも、もう間もなくです。

京都では11月に入るとお寺や庭園など様々な紅葉の名所で夜間特別拝観やライトアップが

続々と開催されます。

今回は一足お先に10月末から始まっている「青蓮院」の夜間ライトアップをご紹介いたします。

                                                                                                        。

青蓮院は京都市東山区にある最澄の開いた天台宗の寺院です。

天台宗・三大門跡寺院の一つで、門跡寺院とは皇室の子弟が出家後に住職を務める由緒ある寺院の事を言います。江戸時代に仮の御所となったこともある為「粟田御所」とも呼ばれています。

ご本尊は「熾盛光如来」。その姿は北極星を表し、大日如来の頭の上に座り

全身が太陽のように光り輝いて人々を天変地異から守り、国家安泰へと導くとされています。

この熾盛光如来をご本尊にしているのは日本では青蓮院だけだそうです。

                                                                      光の化身である熾盛光如来にちなんで春と秋に夜間ライトアップが行われます。

見どころは他の名所と一味違った「青い光」の珍しい演出が見られる庭園です。

この青色は国宝として青蓮院に納められている「青色不動」をイメージしており、紅葉が深まる頃は木々の赤と青い光のコントラストが一層美しく見えるそうです。

その他にも、天にまで届くかのように輝く竹のライトアップは宇宙への広がりを表していたり、光の演出で仏教の世界を深く感じられるように工夫されています。

三条店からも近く、夜は21時30分まで入園できるのでお食事の後の散策にもお勧めです。

暗闇に浮かぶ幻想的な光の世界を是非お楽しみください。

                                                                          <青蓮院門跡 夜間特別拝観>

10月27日(土)~12月9日(日)18:00~22:00(21:30受付終了)

拝観料:大人800円・小中高生400円

アクセス:京都市営バス5・27系統「神宮道」下車徒歩3分
地下鉄東西線・京阪京津線 「東山駅」下車徒歩5分

TEL: 075-561-2345

投稿者:京都御池店

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  • 2012
  • 08/10
  • 9:00AM

鴨川納涼床

8月は毎日暑い日が続きます。日傘や帽子等が無いと外を歩くのも億劫になる

ほどの強烈な日差し、盆地ならではの蒸し暑さは地元の人でも参ってしまいます。

毎年夏になると京都の人々は様々な工夫をして涼を取ります。

その工夫の一つが納涼床。5月末から9月中ごろまで京都の中心を流れる

鴨川に面したたくさんの飲食店で「川床」と呼ばれるやぐらを組み、

その上で料理やお酒を楽しむ事が出来ます。

江戸時代には河原の両岸に茶店や芝居小屋など約400軒が並び、裕福な商人や

町の人々の社交場でもありました。

歌舞伎の生みの親、出雲の阿国も河原で公演をしたり、祇園のお茶屋文化が栄えたりと

鴨川べりは当時から京都一番の賑わいを見せていたようです。

明治、大正から現在のような高床式の川床が登場、7月8月の夏季営業も始まりました。

しかし昭和9年の室戸台風では大雨に伴った川の増水で大半の床が流され

壊滅的な被害を受けてしまいます。

その後は太平洋戦争時の営業自粛、そして灯火管制により完全に姿を消してしまいます。

一度は途切れてしまった伝統文化。しかし、戦後の復興とともに再び京都に川床の光が灯りました。

現在では日本料理だけに留まらず、カフェやエスニック、イタリアン、バーなど店舗も多様化し再び多くの人が訪れる夏の風物詩となりました。

橋の上から川岸を眺めると、風に揺れるぼんぼりが遠くまで続き、川面に写る灯りがゆらゆらと輝くその様子はとても涼しげで、暑さも忘れて見入ってしまいます。

一杯のコーヒーから京懐石まで楽しめる「鴨川納涼床」。

京都三条店へお立ち寄りの後、ちょっと優雅なご夕食へお出かけされてはいかがでしょう。

<京都三条店2周年>

皆様の日頃のお力添えで、京都三条店はまもなく2周年を迎える運びとなりました。

感謝の気持ちを込めて8月26日から9月30日まで2周年記念フェアを開催いたします。

今年も様々な企画をご用意して皆様のお越しをお待ちしております。

■臨時休業について…誠に勝手ながら弊社都合により8月23日(木)・24日(金)は臨時休業とさせていただきます。

鞄いたがき 京都三条店

投稿者:京都御池店

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  • 2012
  • 07/13
  • 9:00AM

祇園祭と夏の名物

7月に入り、祇園祭の鉾立ても始まって京都の町が賑やかになりました。

繁華街を歩いていても「コンチキチン」の祇園囃子が聞こえてきます。

京都の夏と言えば「祇園祭」。

昨年もブログhttp://www.itagaki.co.jp/blog/index.html?p=2476

でご紹介しましたが、京都の町の疫病退散を祈願して始まった千年以上続く歴史あるお祭りです。

7月1日の「吉符入り」から31日の疫神社「夏越祓」まで1カ月に渡る神事

ですが7月14日の宵々々山から17日の山鉾巡行までが一番賑わいます。

京都三条店でも毎年恒例のオリジナルうちわをお配りしています。

うちわで涼みながら山鉾や夜店を眺めてそぞろ歩きを楽しんでいただければと思います。

                                                                                                                                                  もう一つ、この季節に無くてはならない名物「鱧(ハモ)」をご紹介します。

昔から京都では夏の高級食材として扱われますが、祇園祭の頃になるとスーパーや市場にも並べられる地元民にとても馴染みの深い食材です。

ウナギと共に暑い時には「長いもの」を食べると精がつくと好まれてきました。

白身の美味しい魚ですが骨が多くて調理が難しく、京都以外ではあまり馴染みがない魚でもあります。

その昔、近隣に海のなかった京都の人々にとって海産物の調達は非常に難しい問題でした。

しかし鱧はとても生命力が強く、大阪湾や明石で水揚げされた物を生きたまま京都まで運べて、新鮮なまま食べる事が出来た為に広まったと言われています。

骨を細かく切り、熱湯にくぐらせると白い花のように身が開き、それに酢ミソや梅肉を

付けていただく「湯引き」が一般的な食べ方ですが、他にも天ぷら、鱧寿司、土瓶蒸し、

ウナギのように蒲焼にしてきゅうりとお酢で和えた「鱧きゅう」と様々な食べ方が

楽しめます。

ふんわりとした淡白な味で、暑さを吹き飛ばす滋養食「鱧」。

今だけの夏の味を是非お召し上がりください。

投稿者:京都御池店

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  • 2012
  • 06/15
  • 9:00AM

梅雨の京都

いよいよ雨が多くなり京都も蒸し暑くなってきました。

6月は梅雨時期で一般的に観光の時期ではないと思われがちですが

雨が降るからこそ見る価値のある、梅雨の京都のおすすめをご紹介します。

<宇治・三室戸寺>

京都市内から電車で約30分の宇治市。

宇治茶や源氏物語「宇治十帖」の舞台としても有名です。

宇治の三室戸寺は「あじさい園」が有名で5,000坪の庭園に30種1万株のあじさいが

植えられており、雨に濡れた花々は涼やかでまるで宝石のような美しさです。

6月は夜間のライトアップ(土日のみ)も行われ、その幻想的な風景を一目見ようと

毎年多くの観光客で賑わいます。

「三室戸寺」 京阪 三室戸駅下車 徒歩約15分(宇治駅より臨時直通バス有)

あじさい園:6月1日~7月8日  8時30分~16時(受付)大人500円

ライトアップ:6月の土日のみ19時~20時30分(受付)

<平安神宮>

京都は東山、朱塗りの大鳥居で有名な平安神宮。その敷地内にある「神苑」は約3万坪の

敷地があり20年以上の歳月をかけて作られた国の名勝に指定されている造園です。

6月は園内にある白虎池の花菖蒲と水連が見ごろを迎えます。

この時期は池に「八つ橋」と言う橋が渡され、平安時代の貴族庭園の雅さが漂います。

雨の日のしっとりとした風景は一枚の絵画のよう。

神苑にある池は全て疏水を通して琵琶湖の水が使われており、琵琶湖ではすでに

絶えてしまった魚等が神苑の池で生き延びている事から「小琵琶湖」とも

言われているそうです。

「平安神宮」 地下鉄東西線 東山駅下車 徒歩約10分

営業時間:9時~17時(土日祝は19時まで)年中無休 大人600円

梅雨に咲く花には夏の日差より、しとしと降る雨の中でこその鮮やかさを感じます。

傘を片手に6月の京都へも是非お出かけください。

鞄いたがき 京都三条店

投稿者:京都御池店

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  • 2012
  • 05/18
  • 9:00AM

新緑の京都へ

京都では初夏を告げる鴨川をどりが開催されています。

年間を通して有名な「北野をどり」「都をどり」「鴨川をどり」と3つありそれぞれが京都の舞妓・芸妓による豪華絢爛な舞台です。

鴨川をどりは尾上流という流派の振り付けで、明治時代より100年以上も続く祇園の伝統行事。この日の為に舞妓さん達は厳しいお稽古に励みます。

舞台は2部構成で一日3回公演、お座席も2,000円から4,500円と比較的リーズナブルに絵巻物のような美しい世界を楽しむ事が出来ます。

普段はめったに見る事が出来ない京都の芸の世界を近くで見られる絶好の機会です。

2012年5月1日(火)~5月24日(木)
1日 3回公演(12:30、14:20、16:10)

お問い合わせ:先斗町歌舞会 075-221-2025

会場:京都・先斗町歌舞練場

~京都へ~

いたがきは今年で創業30年を迎えます。

その記念の年にいたがき社員一同で京都へ行く事となりました。

今が桜の北海道から新緑も清々しい5月の京都への長旅です。

京都三条店がオープンしてからもうすぐ2年になりますが、社員の中には

まだ店舗を見た事が無い人もたくさんいます。

北海道で作った製品が、どんな様子でお客様へと渡っていくのかを

知ってもらえるとても良い機会になるのではと思います。

鞄いたがき 京都三条店

投稿者:京都御池店

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  • 2012
  • 04/20
  • 9:00AM

桜を愛でる

今年の春は遅く、お天気もすっきりしない日が続きました。

京都の桜も2週間ほど遅れた4月を過ぎてようやく満開になり、待ちわびていた人々の目を楽しませてくれました。

咲き誇る桜も素晴らしいですが、はらはらと風に舞って散りゆく花弁にも儚さと同時にしっとりとした美しさを感じます。

染井吉野が散っても紅枝垂れ、八重桜と4月末頃まではお花見が楽しめます。

桜を眺めながら散策していると、たくさんの女性で賑わうお店を見つけました。

ショウウィンドウを覗いてみると色鮮やかな和菓子が並べてあります。

京都のお土産の定番、八つ橋をアレンジしたお菓子だそうです。

プロデュースするのは老舗の聖護院八橋さん。

季節ごとに変わると言う和菓子は食べるのがもったいないような可愛らしさです。

今は桜と菜の花をイメージしたものが売られていました。

一口食べてみると、なるほど八つ橋の味。優しい甘味にほっこりします。

目でも舌でも愛でる桜。新しい京都のお土産がまたひとつ見つかりました。

<Nikiniki 1689>

http://www.nikiniki.co.jp/

いたがき各直営店では4月21日から5月13日まで母の日フェアを開催します。

皆様に愛される定番品だけでなく、美しい色の革を使った限定の赤シリーズも

ご用意して皆様のお越しをお待ちしております。

穏やかな陽気に誘われてお出かけの際には是非京都三条店へもお越しください。

鞄いたがき 京都三条店

投稿者:京都御池店

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  • 2012
  • 03/23
  • 9:00AM

春のライトアップ

遅れていた梅も咲き始め、一気に春らしくなってきました。

昨年は震災の為、急遽内容を変更して行われた「東山花灯路」。今年はついに10周年を迎え、東山地区が2500の行灯と生け花で彩られました。行灯は今年からLED電球に変わりより環境にも配慮した新しい試みも始まって、これから先も長く京都の春行事として根付いていく事と思います。

<清水寺のライトアップ>

期間:3月24日~4月8日
時間:18時30分(開門)~21時30分(受付終了)

東山花灯路に続いて清水寺では春の夜間特別拝観も始まります。

まだ少し気が早いですが、桜の時期のライトアップは美しさもさることながら

昼間とは違った空間に迷い込んだような不思議な浮遊感を味わえます。

<祇園白川宵桜ライトアップ>

期間:3月30日~4月8日

時間:18時~22時

歴史的建造物保存地区にも指定されている祇園新橋、辰巳神社の周辺。染井吉野や枝垂れ桜の桜並木に石畳の昔ながらの風情が美しい場所です。毎年3月下旬から4月上旬にかけて、桜のライトアップが実施されています。

辰巳神社前では、舞妓さんとの無料撮影会も開かれます。

(撮影日3月31日(土)午後3時~午後5時まで予定)
※途中休憩あり。雨天決行(雨天の場合は時間短縮あり)

春先の暖かな夜風を頬に受け、足早に散ってしまう桜とずっとあり続ける古い建築物を見ていると、京都と言う街の魅力がそこに凝縮されているように思えます。

一年でほんの一瞬だけ体験できる特別な春の宵。いつもと違った夜の散策へ是非お出かけください。

投稿者:京都御池店

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  • 2012
  • 02/24
  • 11:55AM

春を告げる梅の花

2月も後半になりましたが、まだまだ寒さの残る京都です。

それでも少しずつ日が長くなり、春の足音も聞こえてくる季節となりました。

今回はそんな春の訪れを感じさせてくれる場所をご紹介いたします。

<北野天満宮・梅苑公開>

学問の神様、菅原道真を奉る北野天満宮。

この季節は特に全国から受験生の参拝で賑わいます。

その道真公がことのほか梅を愛でていたことから、境内の敷地2万坪に50種1,500本の様々な種類の梅が植えられており、開花の早いものでは雪の降る

1月に咲き始め、開花のピークとなる3月中旬には辺り一面が梅の甘い香に包まれます。

道真公の命日である2月25日には「梅花祭」も行われ、上七軒の芸妓・舞妓による

野点でお抹茶をいただく事も出来ます。(人数制限あり・有料)

また毎月25日に開催され、京都では「天神さん」と呼ばれ親しまれている

縁日にも重なる為、朝からたくさんの人で賑わいます。

食べもの屋体の他にもアンティークの食器や着物、雑貨など掘り出しものが沢山あり、

天神さんの縁日だけでも一日楽しめます。

■北野天満宮公式ホームページ http://kitanotenmangu.or.jp/

<飛梅伝説>

菅原道真に関する逸話の一つに「飛梅伝説」というものがあります。

平安時代、政治の中枢で活躍していた道真公。それを快く思わない人たちの策略により

九州大宰府への左遷を命じられます。行けば二度と戻れず、妻子とも別れて失意のうちに

都を去る道真が、庭に咲く大好きだった梅の花を見て

「東風吹かば 匂ひをこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」

と言う別れの歌を詠みました。

その梅が主を慕って、一夜にして大宰府の道真の元へ飛んでいったという伝説です。

樹齢1000年を越えると言う飛梅は、今では福岡県の太宰府天満宮のご神木になっています。

~北野天満宮へ~

いたがき京都三条店から梅苑へ行かれる場合は、三条京阪の駅前より北野天満宮まで

市バス10番が出ております。

京都へお越しの際は、一番に春を感じられる梅苑に行かれてみてはいかがですか?

鞄いたがき 京都三条店

投稿者:京都御池店

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