- Entry at
- 2009
- 05/02
- 1:14PM
熟練職人たち
鞍ショルダーをデザインされた長井先生、鞄職人を貫いた清水先生と当時は会長職をしていた父と3人、新製品開発のために2~3週間合宿のように集中して仕事をしていただくことがありました。キャリアの長い人たちですから、ツーカーの中、おのずから役割は決まっていてリズムに乗ると、面白いように仕事が進んでく、じゃーちょっと一休みしてドライブにでも行こうか!とふらっと出かけてみたり… 印象深いのは、決まるまでは喧々ごうごうと意見が交わされていると思うと、鞄の制作に取り掛かるや否や清水先生と父が交わす言葉がガラッと礼儀正しくなり、真剣な面持ちになることでした。こと仕事に対してとても清らかでけじめがあって、傍に身を置くものまで姿勢が正される空気になりました。一生をかけて一つの仕事を貫いてきて、知った者同士の3人が集まって、好き勝手に仕事をしていい物が仕上がっていく、経験した人でなければ分からない極上で格別な時間になったことと思います。
投稿者:板垣 江美
コメントをありがとうございます
一つの製品開発のために立場を越えて本音で意見を戦わせられる仲間と仕事ができるなんて羨ましい限りです。
学生時代「ここ(いたがき)の製品は個性と使い勝手の良さが両立しているんだよ。」と友達のお義姉さんが話していた理由がよくわかりました。
zai さん、コメントありがとうございます。たかが鞄屋なんですが、隠れた色々なドラマがあります。お使いいただく方たちに少しずつお伝えしながら、その思いを共有して鞄をご愛用していただけたら作り手冥利につきます。またお使いいただいての印象や要望を、使う方から作り手に返していただけると、より良い鞄作りに繋がります。そんなお付き合いをぜひお願いいたします。
お久しぶりです。 いつも楽しみに拝見しています。 江美さんのひとり言のようなやさしいメッセージと全国のいたがきファンの方々のコメントを、ほのぼのしたり、身が引き締まったり、ふむふむと納得したりしながら、拝見しています。
たかが鞄屋、されど鞄屋。 たかが職人、されど職人。 いい人生ですね。
私は、これから何を重ねていけるのでしょうか‥
不安になってみたり、能天気に何とかなっていくだろう、なんて思ってみたりします。
水の流れには逆らえず、やっぱり私、いいかげんかも!? ごめんなさい。
fukurouさん、いつも見ていただけて光栄です。鞄屋なんて地味な稼業ですが全国にファンの方がいると聞くと、思わず顔がほころんでしまいます。。。 fukurouさんへ耳寄りなニュースです。11日(月)まで開催中のそごう横浜でのイベントで寺田が販売を担当しています。もしお時間がありましたらぜひ!お立ち寄りください。2月にスタートした一番最初にいただいたfukurouからのコメントをとても喜んでいました。
わーーーー!! 寺田さん横浜にいらしているのですね。 お逢いしたいなーー!!
でもね、15日までめいっぱい雑用に追われる日々が、続きます。残念です。
コメントも見てくださっていたのですね。有難うございます。
イベントが、成功します様に、心からお祈りします。 少し横浜も寒くなっているので、風邪ひかないように気をつけてください。
fukurouさん、コメントありがとうございます。もちろんのこと!コメントは見させていただいています。お返事をいただくのはやっぱり嬉しいもの・・・いたがきのblogみたいにこんなに小さな世界でも、人と人の触れ合いは大事にしていきたいと思います。。。 ゴールデンウィークもあっという間に終盤戦、ちょっと油断すると疲れが出やすい季節の変わり目ですので、万全な体調管理を心がけましょう!
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