- Entry at
- 2009
- 03/01
- 11:34PM
クラシック音楽
毎週末にブログを更新するのを目標にしていますが、今日はだいぶ遅い時間になってしまいました。今日は社長、板垣英三の最近の言葉を紹介します。いたがきの鞄は音楽に例えると「クラシック音楽」だという話を最近事あるごとにしています。今になって作るところが少なくなってしまったのでいたがきの鞄をもの珍しく感じる人はが多いかもしれませんが、社長が若いころ、丁稚奉公をしていたころは誰でも当たり前に作っていた技法のようです。クラシック音楽は当時まだエンジンで走る車がなくて馬がエンジンの代わりで馬車で移動していた頃に生まれた音楽で、風の音や小鳥のさえずり、小川のせせらぎなどの自然界の動きをを楽器の音色を駆使して素晴らしいメロディに仕立てています。 車で走るのと馬車を走らせる違いは動力で縫うミシンと手縫いの違いによく似ています。 クラシック音楽には心を洗い流してくれるシャワー効果があるように思いますが、「いたがき」のタンニンなめしの鞄にも昔懐かしいたたずまいと頑丈で壊しても壊れない強さがあり、働く人のなくてはならない持ち物であり続けたいと思います。
投稿者:板垣 江美
コメントをありがとうございます
こんばんわ。江美さんのブログが楽しみになっています。
横浜住人ですが、今週は雪がふり、平野部でも少し積もると天気予報で言ってはおりましたが、運良く逃れられました。赤平は、しんしんと降っているのですね。
確かに板垣の鞄は、というか、革は、珍しかったです。鞍のデザインなんか、もっと珍しいと思います。ので、一目ぼれしました。使ってみて、もう一つ惚れました。
クラシックなのですね。納得です。けれど、昔ながらで今だから、今の技術が有るからできる、自然に負担にならぬ様にと、することもできますね。クラシックなのかも知れませんが、一つ生意気を承知で、板垣英三さんに書かせてください。
その技術、ぜひとも英三さんの想う方に継承させて下さい。
鞍の鞄のベルトをかけるとこ(で良かったと思うのですが)英三さんしか出来ないと、何かで、読みました。と言う事は、他にもあるのではないでしょうか?
なかなかいないのでしょうか。”無くなってほしくないな”と思います。それこそ「もったいない」と思ってしまいます。後を継いでくれる人がどうか見つかります様に‥‥とは
大きなお世話で、生意気だとは思うのですが、板垣がずうと、私達がいなくなっても江美さんがおばあちゃんになっても、続きますように。
fukurouさん 応援ありがとうございます。
社長は日々人育てに余念のない毎日を送っています。あとは授かる側の気持ち次第だと思います。色々と価値のあるものがたくさんあるのに、失ってみて初めてわかるというのではだめだと思います。どこまでできるか暗中模索ではありますが、「いたがき」の存続を目標にして頑張ります。
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