真剣に作業する子供達

5月4日に京都市のゼスト御池にて「第7回さくらよさこい」が開催されました。

毎年全国から多くのよさこいチームが集まり、賑やかな踊りを披露します。

そのイベント会場に今年はいたがき京都三条店も参加させていただきました。

小学校中学年程度の子供さんとご家族を対象に「ボタンつけ教室」を開きました。

麻の生地に端切れの革を利用したボタンを貼りつけて、色とりどりの糸で一つ一つ縫いつけていきます。

最後に革ひもを付けて完成。小さな壁掛けとしてお使いいただけるようにしました。

展示していた作品を見て「お母さん、あれやってみたい!」とあっと言う間に

定員いっぱいまで子供達が集まりました。初めにデザインを選んでもらい、

パーツをボンドで付けていきます。手が汚れるのを気にする子、はみ出しても

楽しそうに作業する子、子供達も十人十色です。

出来あがった作品たち

次はいよいよ針を使って縫いの作業。普段針仕事をする機会のない子供達には

一番難しい作業です。お母さんお父さんにも協力してもらい、怪我のないように

注意して縫っていきます。来年から小学校の手芸クラブに入りたいと言う女の子は

初めての裁縫に悪戦苦闘しながら最後まで真剣な顔つきで手を動かしていました。

作品が出来上がった時は「はじめて一人で出来たよ!」と本当に嬉しそうでした。

どの子も途中で投げ出したりせず、その集中力にはこちらが驚かせられました。

完成した作品をお父さん、お母さんに見せて「上手だね。よくがんばったね。」と

褒めてもらった子供達の笑顔とありがとうの声に私達まで幸せな気持ちになりました。

今後、また機会があれば子供達に参加してもらって教室を開きたいと思います。

京都三条店には実際の作品もございます。お立ち寄りの際は是非ご覧くださいませ。