さわやかな夏の風が吹く北海道。どこまでも続く青空と緑の大地は見る人に感動を与えてくれます。夏も冬も、四季折々に美しい北海道へ出かけてみませんか?

今回はいたがきスタッフが実際に札幌から函館へ、そして3月26日に開業した”北海道新幹線”に乗車してみました。新幹線と道南を巡る旅を全5回に渡ってご紹介します。

<旅の始まりは札幌駅から>

今回の旅は函館周辺の”道南エリア”を目指します。北海道にあまり馴染みがないと、札幌と函館はどれくらい離れているのかよく分かりませんよね。「夕食をのんびり札幌で食べて、夜景は函館で!」という話も聞きますが、実は札幌~函館間は約320㎞も離れていて、鉄道の乗車時間で言えば3時間40分と新幹線の東京~新大阪間よりも時間がかかります。

ですから朝に札幌を出発して「夕食も夜景ものんびり函館で。」をおすすめします。

スタート地点のJR札幌駅からは“特急・スーパー北斗”に乗って、終点の函館駅を目指します。乗車時間が長いので、札幌駅でお弁当や飲み物を買って食べながら行くのも楽しいですね。もちろんスーパー北斗車内でもワゴン販売があり、軽食やコーヒーなども買う事が出来ます。

■電車によって車内販売の無いものもあります。詳しくはhttp://www.jrhokkaido.co.jp/network/syahan/05.html

■JR北海道・道南エリア路線図HP(http://www.jrhokkaido.co.jp/network/map/donan.html

<スーパー北斗で買えるいたがき北海道新幹線グッズ>

以前のブログ「いたがきとJR北海道の物語」http://www.itagaki.co.jp/blog/index.html?p=10214)の中でもご紹介しましたが、北海道新幹線グッズの一部はいたがきで作られています。グッズはキャメルのタンニン革コースターの他に、新幹線のファーストクラスと呼ばれる“グランクラス”の座席シートの革材を使用したパスケースなど珍しい商品もあります。いずれも販売はスーパー北斗の車内か、通信販売のみとなっているので旅の記念にと購入してみました。車内販売の女性にお願いすると、後から座席まで持ってきてくれました。新幹線の中でも駅でも買えないレアなグッズです。(※新幹線グッズはいたがきでは販売しておりません。)

■新幹線グッズについてはこちらhttp://www.jrhokkaido.co.jp/network/goods/09.html

■またはJR北海道・客室乗務員センター(TEL/ 011-261-6819)までお問い合わせください。

<道南の駅を巡る>

札幌を出発した電車は街中を抜け、やがて海岸線に沿って走り出します。海側の車窓からはすぐそばに“内浦湾”を眺めることができます。

苫小牧、白老、登別、室蘭、洞爺、長万部などの駅にも停車するので、寄り道しながらのんびり行く旅もおすすめ。隣の席に座った人に「長万部と言ったら“かに飯”を食べなくちゃ。」と地元の美味しいものを教えてもらいました。

特急の座席にはJR北海道の車内誌が置いてあるので、その路線図を目で辿りながら進めば、“有珠山”や“昭和新山”なども山側の車窓から見つける事ができます。