ただ今、京王プラザホテル札幌では、北海道では珍しい「つるし飾り」の展示を行っています。

本絹の古布を使って手作りされたこの飾りは、江戸時代に静岡県東伊豆町稲取温泉で始まったとされる桃の節句のための装飾品です。
高価なひな人形を買うことができなかったこの時代の母親たちが、愛する娘の健やかな成長と幸せを願って一針一針着物地を縫い上げて作りました。
その数約1,000体。
100種類を超える人形には、それぞれ意味が込められています。
鞠:弾むように元気に可愛らしく育つように
巾着:お金が集まるように
とうがらし:娘に悪い虫がつかないように
カメ:長寿
スズメ:五穀豊穣
つるし飾りを眺めていると、母から娘への愛情はいつの時代も不変なのだと感じさせられます。

さて、春は入学や卒業、就職など、新しい門出の季節でもあります。
つるし飾りに願いを託した江戸時代の人々のように、お子様の成長と幸せを願ってこの機会にいたがき製品を贈られてみてはいかがでしょうか。
いたがきでは、名刺入れやペンケース、鞄など、贈り物に相応しいアイテムを取り揃えております。
お品選びには各直営店スタッフがご相談に乗りますので、お気軽にお声がけ下さい。

また、2月6日(土)~11日(木・祝)の6日間、全直営店で『スプリングフェア』を開催いたします。
お誘い合わせの上、ぜひお立ち寄り下さい。
詳しいご案内はこちら→http://www.itagaki.co.jp/events/20160128.html
皆様のご来店をお待ちしております。

つるし飾り展示:京王プラザホテル札幌1階ロビーにて 3月3日まで