お正月気分も抜け、寒さの中にも春の日差しを感じるようになりました。

現在いたがき直営店では「春財布フェア」を1月末まで好評開催中です。

午年と言う事で「鞍シリーズ」の財布をお求めのお客様が多くおられます。その他にも

人気の財布を取り揃えておりますので、是非この機会に店舗へお運びくださいませ。

昨年の京都店ブログでは春財布の云われ等をお話ししました。http://www.itagaki.co.jp/blog/index.html?m=201301

地方や家によって縁起が良いとされる事は様々ですが、今年も春財布にまつわる面白いお話しを少しご紹介したいと思います。

①    春財布とは2月4日(立春)から3月3日の間に買った(使い始めた)財布の事。

これについては「新春」や「春」と付く季節であれば良いという説の方が一般的で、

新しい年の始めに買い、入学や新生活など春の節目に使う方が一番多いとの事。

②    新しい財布は新月の日か一粒万倍日に使い始めるのが良い。

新月はこれから月が満ちるようお金も増えて行きますようにという意味、一粒万倍日とは大安吉日と並び縁起が良いとされる日です。一粒が万倍にも実る稲穂になると言う意味で、あらゆる物事をこれから始める(種をまく)のに最適な日だそうです。

③    財布を始めに使うときは、まとまった金額を入れると良い。

新しい財布は初めて入れた金額を覚えるという云われがあり、最初に大きな金額を

入れておくと、その額を保とうとしてお金が入ってくると言う説があるそう。

④    財布の中のカード類は8枚までにする

これは有名な八の漢字が「末広がり」の形をしている事に基づいています。

⑤    金運が一番良くなる日は天赦日、寅の日、一粒万倍の日が重なる3月8日。

先述した一粒万倍日に合わせて、金運に良いとされる寅の日、そして年に数回しかないと言われる天赦日がちょうど重なるのが3月8日だそうです。天赦日は字の通り、天が万物の罪を許す日という意味があり、暦の上で一番の大吉日とされています。

⑥    財布をどこかに置きっぱなしやレシートも入れたままにせず、まめに掃除をする。

これも昔から「汚れた場所には神様が住まない」と言われるように、やはり財布も汚れたままにせず、整理整頓して気持ち良く使える方が良いという事から。

このように縁起の話は新旧諸説あり、とても興味深い内容ばかりですが、新しい年の始まりに対する人々の喜びや希望が「春財布」という言葉に表れているように感じました。気持ちも新たにスタートした一年が皆様にとって素晴らしい年となりますように。2014年もいたがきをご愛顧くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。