いよいよ雨が多くなり京都も蒸し暑くなってきました。
6月は梅雨時期で一般的に観光の時期ではないと思われがちですが
雨が降るからこそ見る価値のある、梅雨の京都のおすすめをご紹介します。
<宇治・三室戸寺>
京都市内から電車で約30分の宇治市。
宇治茶や源氏物語「宇治十帖」の舞台としても有名です。
宇治の三室戸寺は「あじさい園」が有名で5,000坪の庭園に30種1万株のあじさいが
植えられており、雨に濡れた花々は涼やかでまるで宝石のような美しさです。
6月は夜間のライトアップ(土日のみ)も行われ、その幻想的な風景を一目見ようと
毎年多くの観光客で賑わいます。
「三室戸寺」 京阪 三室戸駅下車 徒歩約15分(宇治駅より臨時直通バス有)
あじさい園:6月1日~7月8日 8時30分~16時(受付)大人500円
ライトアップ:6月の土日のみ19時~20時30分(受付)
<平安神宮>
京都は東山、朱塗りの大鳥居で有名な平安神宮。その敷地内にある「神苑」は約3万坪の
敷地があり20年以上の歳月をかけて作られた国の名勝に指定されている造園です。
6月は園内にある白虎池の花菖蒲と水連が見ごろを迎えます。
この時期は池に「八つ橋」と言う橋が渡され、平安時代の貴族庭園の雅さが漂います。
雨の日のしっとりとした風景は一枚の絵画のよう。
神苑にある池は全て疏水を通して琵琶湖の水が使われており、琵琶湖ではすでに
絶えてしまった魚等が神苑の池で生き延びている事から「小琵琶湖」とも
言われているそうです。
「平安神宮」 地下鉄東西線 東山駅下車 徒歩約10分
営業時間:9時~17時(土日祝は19時まで)年中無休 大人600円
梅雨に咲く花には夏の日差より、しとしと降る雨の中でこその鮮やかさを感じます。
傘を片手に6月の京都へも是非お出かけください。
鞄いたがき 京都三条店