遅れていた梅も咲き始め、一気に春らしくなってきました。

昨年は震災の為、急遽内容を変更して行われた「東山花灯路」。今年はついに10周年を迎え、東山地区が2500の行灯と生け花で彩られました。行灯は今年からLED電球に変わりより環境にも配慮した新しい試みも始まって、これから先も長く京都の春行事として根付いていく事と思います。

<清水寺のライトアップ>

期間:3月24日~4月8日
時間:18時30分(開門)~21時30分(受付終了)

東山花灯路に続いて清水寺では春の夜間特別拝観も始まります。

まだ少し気が早いですが、桜の時期のライトアップは美しさもさることながら

昼間とは違った空間に迷い込んだような不思議な浮遊感を味わえます。

<祇園白川宵桜ライトアップ>

期間:3月30日~4月8日

時間:18時~22時

歴史的建造物保存地区にも指定されている祇園新橋、辰巳神社の周辺。染井吉野や枝垂れ桜の桜並木に石畳の昔ながらの風情が美しい場所です。毎年3月下旬から4月上旬にかけて、桜のライトアップが実施されています。

辰巳神社前では、舞妓さんとの無料撮影会も開かれます。

(撮影日3月31日(土)午後3時~午後5時まで予定)
※途中休憩あり。雨天決行(雨天の場合は時間短縮あり)

春先の暖かな夜風を頬に受け、足早に散ってしまう桜とずっとあり続ける古い建築物を見ていると、京都と言う街の魅力がそこに凝縮されているように思えます。

一年でほんの一瞬だけ体験できる特別な春の宵。いつもと違った夜の散策へ是非お出かけください。