赤平で独立して5年になる「北海道レザークラフト工房」は若い30代の北野さんを筆頭に、10年以上のキャリアを持つ京都出身の山村さん、パートの女性2人、サポート役の岩崎さんの5人で運営しているいたがきの協力工場で、納期を守り、ミスも少ない堅実なものづくりには定評があります。どんな仕事でもいざやってみるとそういうものでしょうが、鞄づくりも自分の忍耐との戦い、毎日が地味な作業の繰り返しです。北野さんは駆け出しのころ1年間、仕事が終わって毎晩、からミシンを踏んで自分の足の感覚を鍛えたそう… 毎朝欠かさず新聞配達をするとか、走るとか、自分に何かを課してやり遂げる、その精神と向上心を持ち得ているからこそ今があるのだと思います。前身の会社を受け継いで早5年、若くてもできる!それを実証している未来ある若い集団です。