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鞄いたがき こぼれ話

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  • Entry at
  • 2009
  • 09/26
  • 6:46PM

シルバーウィーク

5日間の長い連休になったシルバーウィークはいかがお過ごしでしたか?! 札幌の大通り公園では「オータムフェスタ」というイベントが開催され、いたがきも出店させていただいた4丁目のクラフトマーケット、5丁目からはラーメン会場やビール、お酒のオンパレード、インドやスペイン、韓国などなど国際色豊かな食の会場、カニ鍋、焼き魚いっぱいの海の幸会場…と食欲の秋ならでは食の祭典に、好天に恵まれて多くの方が訪れ、美味しいものを目指して長蛇の列を作って、不況風を吹き飛ばす札幌市民・道民の力に溢れていました。会場にいるだけで元気になれるそんな気持ちの良い雰囲気でした。雪まつりや夏の北海道もよいですが、収穫のこの時期、秋の北海道も最高です。お休みが取れるかどうかの運は天に任せて、風除けのジャケットを持って、お散歩気分で、札幌大通りのオータムフェスタを楽しみましょう!

投稿者:板垣 江美

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  • 2009
  • 09/19
  • 9:38AM

学校訪問

9月に入り、赤平在住の若い人材を求めて市内の中学校、高校を訪問し、進路指導の先生とお話をする機会をいただきました。以前このブログでもご紹介したように、特に手に職をつける仕事の場合、考えるより先に繰り返し繰り返し作業を行うことで基本が習得できますので、頭も身体も柔らかいうちに始めたほうが自然に技術が身に付き、それが次のステップを踏む時の大きな自信にもなります。学校で花が開かないような生徒さんにはもう一つの選択肢として考えていただくことができれば人生の可能性も広がると思います。中学校を卒業して働くというのは今の時代、現実から遠く離れた発想で、ある意味勇気のいる決断だと思いますが、人間にはそれぞれ適性がありますので、その人に合った道を探るきっかけとしてお考えいただけると幸いです。

投稿者:板垣 江美

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  • 2009
  • 09/12
  • 8:23AM

パンプキンバッグ

今日の北海道はとても清々しい秋の青空が広がっています。夏から秋へのこの時期の北海道はとても過ごしやすく、収穫の秋そのもので、海からも畑からも美味しいものがたーんと届けられます。特に畑からのお勧めはかぼちゃで、あのホクホク感は栗にも負けないほどです。ドイツでは「北海道かぼちゃ」という名前が付いていることを知って驚きました。かぼちゃは見た目に無骨ではあるけれどとても愛嬌があり、それが北海道らしく思えてパンプキンバッグを考え出したのは1992年頃だったと思います。数年前に改良を加えて、今はハンドバッグタイプのパンプキンミニ、小ぶりなパンプキンポーチ、大人気のパンプキン$入れの3アイテムを作っています。ぜひ一度ご覧ください。http://www.itagaki.co.jp/products/ladies.html

投稿者:板垣 江美

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  • 2009
  • 09/05
  • 9:35AM

人との出会い(靴屋から鞄屋へ)

なぜ私の父が鞄屋になったか?というと聞いて驚く不思議な巡り合わせがありました。三人兄弟の末っ子に生まれた父は甘えん坊で、お裁縫の腕が抜群だった母親と共にした時間は長く、お針の仕事や編み物をする姿をよく目にしていたせいか、気がつくと一緒に編み物を見よう見まねでする男の子に・・・ 仕事を始める年齢になったとき母親から「お前は手先が器用だから手に職を身につけるといい、東京にいる靴屋のおじさんを訪ねて行きなさい」とアドバイスされたそうです。言われたとおりに訪ねて行くと靴屋のおじさんから「おじと甥の間では甘えが出る、知り合いの鞄屋を紹介するからそこで辛抱しなさい」といっておじさんが、今も師と仰ぐ八木廉太郎氏を紹介して下さったそうです。それが社長の鞄屋としての人生の第一歩になったわけで、こんな話を聞くと、人の一生というのは妙な出会いが織りなすチャンスに導かれて成り立っていくものだとつくづく思います。

投稿者:板垣 江美

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