いたがきに関する話題をお届けしている年3回発行の「いたがき通信」
今回の特集は
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春号(vol.36)でご紹介したように、企業とのコラボレーションはJR北海道の寝台特急「北斗星」のルームキーが事の始まりでした。それから北斗星の運行が終了した2015年までの長いお付き合いの中で、2013年にJR旭川運転所より運転士の七つ道具を入れる鞄製作のご相談をいただきました。鉄道運転手の大事な仕事道具であるブレーキハンドルを収納する専用のポケットが付いた特別仕様、タンニンなめしの堅牢な一枚革でがっしりとした作りで、昼夜を問わず多忙なJR乗務員の仕事を支えました。この業務用に製作した一枚革の堅牢な作りがヒントになり、今年の中部国際空港セントレア店の周年記念商品が誕生したことも、商品開発面で大いに刺激となりました。一度革の良さを知っていただくとご希望の声が増えて、旭川運転所で使う乗務手帳カバーも製作させていただくようになり、ノベルティ製作を通じて、JR北海道とのお付き合いは今も続いています。
JR旭川運転所よりオリジナルで製作のご依頼をいただいた運転士の七つ道具を入れる鞄とそれをヒントに開発した一枚革の商品
直営店のある京王プラザホテル札幌では、様々なコンベンションの施設として大会や会議が行われ、その際ホテルを通じて参加企業や団体から、ノベルティ製作の依頼をいただくことがあります。集まりに参加した方が記念品を見て…と、口コミで広がっていき、普段ならあまりいたがきと関わりのないような病院・医療系企業からもお問合せをいただいて、少しづつ販路は広がっています。また、いたがきの直営店ではお買上げの品に、お名前やイニシャルをアルファベットで焼き印するサービスをしていますが、ノベルティの場合は社名やロゴマークなどオリジナルのデザインの版(製作費用は別途)を製作し、刻印するサービスも行なっています。一度製作した社名などの真鍮版は繰り返し使うことができるので、周年記念のたびにご依頼いただいている企業もあります。
これを読んでいる皆様のなかに、記念品等でいたがきの革キーホルダーやしおりを見かけたことがある方がいるかもしれませんね。
このようにご依頼いただくノベルティ製品は、実に様々な繋がりをもたらしてくれます。ご縁は創業者の故・英三会長の人柄によるところが大きいと思いますが、英三会長は娘の江美社長にバトンを譲ってからは特に、趣味のゴルフや経営者の集まりに参加する機会を大切にしていました。どんな時でも常に会社のことを考えていたので、英三会長のタンニンなめしの革の話は知らず知らずのうちに人の耳に残り、色々な業界から依頼をいただくことが多くなっていきました。また創業以来これまで、色々な企業や団体からのノベルティ製作に取り組んできたことで、社内の見えないところに大きな恩恵を得ています。それは新人の技術力向上です。実際の革製品製作は、数をこなし、動作を反復しないと身につきません。社内には研修班があり入社して3年未満の日の浅いスタッフが従事していますが、一回に100個以上になるノベルティ製作は新人が経験を積むよい機会です。その経験がベースになり鍛錬されて、より良いものを作れる技術が身についていきます。お客様に喜んでいただけるものづくりが、人育ての後押しにもなっています。
ホームページでもノベルティページを開設
ノベルティ製作は企業と企業、学校、団体など社会の中での繋がりをつくる役割を果たしています。それを生かして、より豊かな、より発展したものづくりに繋がるように、今後もノベルティへの取り組みを続けてまいります。皆様からも機会がございましたらぜひお声がけください。長持ちして経年変化が楽しめるタンニンなめしの革は思い出を繋ぐノベルティにおすすめです!
馬蹄トート
これからのホリデーシーズン、贈り物や自分自身へのご褒美に、おすすめです。
T935 馬蹄トート 110,000円(税込)
A4ファイルもらくらく入る大容量ながら、エレガントな表情と、馬蹄モチーフのユニークさが魅力のトートバッグ。英三会長と江美社長が20年ほど前にドイツで開発した原型を元に、今のお客様の要望に合わせて改良を加えた、こだわりの詰まった逸品です。
いたがき夏まつりでも振舞われた「たきもと」グルメ
明治中期に入植が始まり、最初の炭鉱が作られた赤平始まりの地、赤平市・茂尻地区。1925年この地で現在の店主の祖父が創業した「滝本商店」は当時、炭鉱従事者向けの総合食料品店だったそうです。その後、父の代より精肉販売に力を入れるようになり、現在の店主、滝本守さんが1985年に焼肉店を開業。精肉店と共に赤平の人気店となりました。
名物の豚ホルモン(味噌)は、身が厚く脂の乗った希少な部位を厳選し、焼いても固くならないプリプリの食感が楽しめます。わざわざ市外から肉を買いに訪れる人も多く、この味に惚れ込んだ道外の飲食店からも注文を受けているほど。
そんな自慢のホルモンを使ったもう一つの名物が、赤平のご当地グルメでもある「がんがん鍋」。かつて炭鉱マン達が愛した味噌ホルモン鍋を再現したもので、市内複数の加盟店で提供されています。滝本さんはがんがん鍋協議会の会長として、市内外のイベントにも精力的に出店しています。炭鉱の歴史と共に赤平に根付いた食文化を遺したい、という想いは、長年この地で炭鉱マンたちを見守り続けてきた滝本さんだからこそ。「皆さんもぜひ赤平のホルモンを食べに来てください」と笑顔で語ってくださいました。
☆赤平市ふるさと納税の返礼品にも登録されています
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11月20日(金)〜12月7日(月)まで、ご予約受付中
ファイターズオフィシャルオンラインストア
https://shop.fighters.co.jp/shopping/ファイターズオフィシャルショップ
ON-DECK(オン・デック)
〒060-0004 札幌市中央区北4条西4丁目1番地 伊藤・加藤ビル1F
CLUBHOUSE(クラブハウス)
〒062-0042 札幌市豊平区福住2条1丁目3番3号
京王プラザホテル札幌店は、連日道内外からたくさんのお客さまにご来店いただき、様々なご縁を結ばせていただいております。お陰様で今年、13周年を迎えました。
11月の1ヶ月間は、13周年記念フェアと題し、記念の限定品をご用意しました。1933年創業タンニンなめしの老舗タンナー、ポルトガルFonte Velha社製のカーフレザーを使用した、ショルダーバッグとクラッチバッグ。手染めの独特な表情と艶が美しい子牛の革で、肌目が細かくしなやかな革質はヨーロッパ産のカーフレザーならではです。プライベートシーンにはショルダーバッグ、ビジネスシーンにはクラッチバッグを合わせて、しっとりと手に吸い付く質感をご堪能ください。限定品に加えて、手帳カバーやペンケースなど、同じポルトガルカーフレザーシリーズのステーショナリーグッズも取り揃えておりますので、ぜひご一緒にご覧ください。
12月にはクリスマスギフトを豊富にご用意しております。今年も温かい気持ちを込めた贈り物に、いたがきをどうぞご利用くださいませ。
関東唯一の直営店である京王プラザホテル新宿店は2012年にオープンし、9年目を迎えました。2017年2月に閉店した麻布十番店から変わらずお付き合いいただいているお客様、全国百貨店の北海道物産展でお求めくださった方、また北海道がご縁でお越しいただく方、そして京王プラザホテルを利用されている沢山のお客様と良き縁をいただいております。
9年目を迎えてますます元気に営業中の京王プラザホテル新宿店からは、店舗ならではの人気商品をご紹介します。一番人気のリュックサックA4(E554)はA4サイズが収納でき、オンオフで活躍。スリムに背負えて、都会の混雑でも邪魔にならない優れものです。マルチ名刺入れ(E206)は約60枚収納可能と大容量ですが、入れる枚数が少ない時には革がぺたんと馴染み、スリムなスーツでも気になりません。プレイングドル入れ(E176)も新宿店の人気アイテム。収納力抜群のカードサイズで、キャッシュレス時代に適したアイテムです。
京王プラザホテル新宿店
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1年間を通して、企業とのコラボ商品、ノベルティ製作についてご紹介してきました。新しい動きとして、普段の製造・販売からは見ることのできない活動を見ていただけたと思います。これから日に日に冷え込む季節となっていきますが、くれぐれもお大事にお過ごしください。