いたがき通信 Web版 Vol.31(2018年夏号)

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北海道赤平の地に生まれたいたがきは、多くの方々のご尽力をいただき、
札幌へ、千歳空港へ、そして道外にも東京と京都に直営店を設けることができました。
今回は、今年6周年を迎える京王プラザホテル新宿店をご紹介します。

中部国際空港セントレア店開店

東京、京都に続く道外3ヶ所目の直営店が 5月16日にオープンしました。空港内4階イベントプラザの左側に広がる《レンガ通り》の一角、みそかつで人気の《矢場とん》の向かいにあります。広さ57㎡のゆったりとした店内にはオリジナルのタンニンなめし革製品が揃い、製品のお手入れ、名入れサービスはもちろん、ホック交換など軽修理も行います。
中部地方では1995年ごろから名古屋市を中心に岐阜、三重、静岡の百貨店で、北海道物産

4F レンガ通りにある新店舗

豊富に商品がとり揃う中部国際空港セントレア店の店内の様子

豊富に商品がとり揃う
中部国際空港セントレア店の店内の様子

展への出展を定期的に続けており、ようやくこの地のお客様にいつでも直営店をご利用いただけるようになりました。

中部地方では1995年ごろから名古屋市を中心に岐阜、三重、静岡の百貨店で、北海道物産展への出展を定期的に続けており、ようやくこの地のお客様にいつでも直営店をご利用いただけるようになりました。

またスタッフは北海道からいたがき販売歴5年の岩淵が店長として赴任し、本社での研修を行った新しいスタッフ2名と共に皆様をお迎えいたします。新たな土地での大きなプレッシャーと夢を抱きながら、良い経験もたくさん積んで成長してもらえるよう、温かく見守っていただければ幸いです。

新店舗のコンセプト

新店舗のコンセプト

中部地方、そして空港という立地では初の単独出店となり、国内外から来港されるお客様をお迎えするために「北海道のいたがき」「日本のものづくり」を表現できるように設えました。赤平の本店ショールームのようにゆったりとした空間を目指し、白い壁を基調に棚やテーブルも白木で統一、さらにLED照明が優しい雰囲気を醸し出しています。加えて革やレンガのもつ素朴さに、懐かしさも感じていただけると思います。壁に取り付けた「鞄」の看板は、京都寺町通りにある老舗の額縁専門店に依頼しました。

スタッフ(左から)畳、岩淵、服部

この看板のおかげで家族がもう一人増えたように、各店との統一感も生まれました。

中部国際空港セントレアの魅力

中部国際空港は、2005年2月に愛・地球博(2005年日本国際博覧会)の開催に合わせて開港した日本で初の民間経営の空港で、関西国際空港に次ぎ、国内2番目開港の海上国際空港でもあります。空港施設やそこで従事するスタッフに対して評価を受けるSKY TRAXにおいてREGIONAL AIRPORT部門で世界最高水準の《5スターエアポート》の認定を受けているほか、建築デザイン部門でグッドデザイン賞を受賞した建物は、誰にでも使いやすく快適であることを追求したユニバーサルデザインが要所に取り入れられています。ターミナルビルは折り鶴をイメージしており、右手に国内線、左手に国際線、そして鶴の頭となる先端には空港が一望できるフレンチレストランがあります。こちらの《アリスダイニング》は、ランチやディナーそれぞれに素敵な眺めを楽しむ事が出来るおすすめのスポットです。いたがき新店舗がある4階イベントプラザの外にはスカイデッキも設置され、晴れた日には駐機場や離着陸 する飛行機を間近に見ながら片道300mの 歩道をスカイデッキの先端まで散策することが出来ます。

写真/中部国際空港株式会社提供

空港へのアクセス

■空路:北海道、仙台、福岡、沖縄などの国内の地方空港間との定期便のほかに、東南アジアの各空港、米国(デトロイト)、ヨーロッパ(フランクフルト、ヘルシンキ)、中東(アブダビ)との路線が就航しています。

■陸路:鉄道は名古屋駅と中部国際空港駅を結ぶ名鉄常滑線、車では空港島へ高速道路でアクセスできます。ちなみにりんくう常滑から空港島までの料金は普通乗用車で片道180円です。

■海路:空港島と三重県津市の間を津エアポートラインの高速船が毎日15便往復しています。伊勢志摩への移動にも便利です。

※全て2018年5月現在の情報です。

スタッフの意気込み

様々な出会いやドラマがある空港で、お客様のお選びになる品が旅の記憶を呼ぶきっかけになればと日々担当させていただきます。
また、空港店スタッフには商品開発に関わることも大切な目標で、お客様のニーズを作り手に伝え、空港ならではの新作アイテムをご紹介していきたいと思っています。お立ち寄りの際はぜひ、ご意見ご要望をお聞かせください。
若いスタッフが皆様の旅を元気にお見送りさせていただきます。また、愛用品のお手入れにもどうぞお気軽にご利用ください。

空港店スタッフお勧めの
なごやめし
空港にお越しになられた際には、館内に集結しているなごやめしの有名店でのお食事もお勧めです。いたがき店舗向かいの『みそかつ矢場とん』はもちろんのこと、『まるは食堂』『味仙』『若鯱家』ほかにも鰻の『まるや本店』のひつまぶしもお勧めです。ゆっくり館内を探索してお腹も満たして有意義な時間をお過ごしください。

中部国際空港セントレア店
〒479-0881
愛知県常滑市セントレア1丁目1
中部国際空港 4Fレンガ通り
TEL・FAX 0569-47-5716
10:00〜21:00(年中無休)

使うプロからの声 製品をお買い上げくださった”使うプロ”の方々から届く「声」をご紹介します。皆様からの声を励みに、今後も“つくるプロ”として鞄づくりに取り組んでまいります。ハガキ

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E923 あぶみリュック E923 あぶみリュック ¥59,400(税込)

趣味のカメラ散歩時もこのBAGで楽しみます。 京都御池店にて、あぶみリュックをご購入のお客様

「いたがき」の代表作「鞍」シリーズより、馬具のあぶみをワンポイントにあしらったリュックサック。シンプルで上品なデザインで、背中にフィットする形です。ご本人からは、通勤途中の地下鉄で見かけた同商品がとても丁寧にお手入れされているのをご覧になり、ご自分でも鞄のお手入れを欠かさず、革がキラキラと輝くように鞄を育てている、というお話を伺いました。 今では、周りの方の革製品のお手入れ具合を見るのも楽しいそうです。

年月を重ねるほど革に深みが増し、体に馴染んでいくいたがきのリュックサック。これからの季節の行楽・旅行のお供にぜひいかがでしょうか。

使うプロからの声は、いたがきホームページでも毎月掲載しております。

つくるプロから使うプロの方へ 「タンニンなめし革とのつきあい方」

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夏場は水と湿度に要注意!

革のお手入れには適度な水分が必要ですが、やはり水濡れは厳禁。水に濡れた革がそのまま乾くとそこだけシミになり、さらに硬化してひび割れなどの原因になってしまいます。夏場は雨はもちろん、汗濡れにも注意が必要です。衣服が擦れる所に汗の水分が加わると、革の染料が衣服に、または衣服の染料が革に色移りしてしまう場合もあります。

革に水が付いてしまった時は、すばやく手のひらで拭き水分を飛ばすとシミになるのを防ぐことができます。革が濡れてしまった後は、中に新聞紙などを詰めて陰干しした後、保護クリームでお手入れをしてください。一番は防水スプレーでの予防です。衣服と密着する部分にも防水スプレーをかけておくと色移りの防止になるのでお勧めです。

また夏場、湿度の高い場所で革製品を保管するとカビが発生しやすくなります。ビニール袋など、透湿性の悪いものに入れて保管するのはNG。長い間使わない場合は、布や紙の袋を使い中に新聞紙などを詰めておきましょう。重要なのは定期的な風通しです。押入れに仕舞いっぱなしの鞄があったら、この機会にチェックしてみてくださいね。

直営店情報 〜ようこそいらっしゃいませ!〜

赤平本店

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四季を通じて変化に富んだ表情を見せる、北海道空知地方にある赤平市。これから夏に向かって北海道は観光のトップシーズンとなり、赤平本店にも道外のお客様が沢山お越しくださいます。当店テラスから見渡せる水田の稲も青々と成長し、ルピナスやサルビアなどの花々も北海道の短い夏を謳歌するかのように市内各所で咲き誇り、虫たちの声や鳥たちのさえずりも重なり合い、繰り返される命の営みを感じる事ができます。そんな赤平市にある本店では、夏の恒例イベントとなっている「赤平本店夏祭り」を7月28日(土)と29日(日)の2日間開催いたします。

赤平本店夏祭り

毎年恒例となった赤平本店夏祭りは、
7月28日(土)・29日(日)に開催。

あかびら火まつり

夏の風物詩「あかびら火まつり」は、
7月14日(土)・15日(日)に開催される。

ものづくり体験や外の特設スペースでの飲食・物販など、お子様から大人の方まで一緒に楽しんでいただける各種イベントをご用意して、皆様をお待ちしております。また市内では今年で47回目を迎える「あかびら火まつり」が14日(土)・15日(日)に開催されます。赤い褌姿の勇壮な男たちが、たいまつを持って市内を一巡し、最後に旧炭鉱のズリ山の「火」の大文字に点火する様子は、赤平の夏の風物詩としてすっかり定着しています。祭りのフィナーレを飾る「花火大会」は遠方のお客様も観覧に訪れ、スターマインの光・音・匂いを感じ、短い北海道の夏を満喫しています。皆様も是非、夏の赤平本店を体感してみませんか。スタッフ一同心よりお待ちしております。

本店cafe
本店cafe

本店Cafeでは、今年の夏からソフトクリームも始めます!

赤平本店
〒079-1102
北海道赤平市幌岡町113番地
TEL:0125-32-0525
営業時間: 10:00~17:00(年末年始休)
イタリア直輸入の麻を使っています。
あかびら開発室だより A4プレイングドキュメントケース この夏、新登場の「麻A4リュックサック」はイタリアから直輸入した、染色をしていない100%天然の麻を使用しています。しっかりとした厚手の生地は、ミシンの針が取られてしまうほど織が詰まっていて、革に負けない耐久性をもつ丈夫な素材です。形も原型のA4ソフトリュックサックをより使いやすく追求し、改良を加えた自信作です。直営店でぜひお手にとってご覧ください。
編集後記

「赤平から全国のお客様の元へ」と題した第2回は、5月16日にオープンした中部国際空港セントレア店を特集しました。当空港ご利用の際は、ぜひレンガ通り内の店舗へ足をお運びください。次回は、京都御池店を特集いたします。どうぞお楽しみに。