いたがきに関する話題をお届けしている
年3回発行の「いたがき通信」
今回の特集は
いたがき通信の郵送をご希望の方はお問い合わせフォームよりお申し込みください。
最近では、M522 リュックサックをリニューアルしました。元々この鞄は、革のリュックサックが欲しいというお客様からの声に応えて開発したものです。背負いやすく背中にフィットする構造に加え、ポケットをたくさん付け、サイドポケットにはペットボトルも入れられるようにして、とにかく使い勝手にこだわったお客様の声をそのまま形にしました。
そしてこのリュックサックの最大のポイントは、口を閉める革ひもが背負いバンドに連結されており、背負っている状態では開けられない構造になっているため、後ろから荷物を盗られる心配のない安心設計で、これは背負い易さを追求する開発の過程でひらめいた発想です。
ひもの消耗が予測できたためあえて堅牢な革ひもを使用していましたが、使用頻度によっては革ひも自体が擦れるだけではなく切れるほど、かえって劣化が進んでしまうということが、修理品の状態から判明しました。そこで少しの間生産を休止していましたが、改善策として、革ひもの素材を柔軟性のあるソフト革に変更し、柔らかい分、伸びないよう中に加工を施した改良品が完成いたしました。見た目にはわからない地味な改良ですが、革ひもの耐久性が増しました。さらにこまめにお手入れをすることで、より弾力性を維持して長持ちしますので、ぜひお試しください。
女性に人気のパンプキンシリーズは、見た目の良さより中身の良さを持つタンニンなめし革とかぼちゃが相通ずるという思いから生み出された独自の製品。かぼちゃは、見た目には無骨なイメージがありますが、特に北海道のかぼちゃは甘くて美味しい名産品の一つ。あの愛らしい形を出しつつ、形崩れしないよう、2種類の革の特性を組み合わせました。かぼちゃへの思いをヘタに表現しています。いたがきの代表作EW919 鞍ショルダーや、ロングセラーのEW560 タウンボストンも、硬いタンニンなめし革だからこそ醸し出せる形が特徴です。革の持つ魅力を最大限に引き出してものづくりをすることが、作り手としての役割であり醍醐味ともいえる、ものづくりの基本です。
定番商品の中でも、黒色の鞄はフォーマルな場面でお使いいただくことが多いために金具もシルバー仕様にしています。今回はその定番品の中からGW501 ハンドバッグとEW764 スクウェアミニの2アイテムを、いたがきでも人気の高いRugatoシリーズの革と同じマズアー社がなめした、ブラスコットという新しい素材でお作りしました。より上質でエレガントな面持ちに仕上がりましたので、ぜひお近くの直営店で実物をご覧下さいませ。
いたがきでは、お客様の声と質の良い素材を大切に商品開発に取り組んでいます。今後もより良い商品をお届けするため、各直営店やイベント会場で、皆様の声をお待ちしております。ぜひご意見をお聞かせくださいませ。
いたがきの新しい製品開発において、その大きな原動力になるのがお客様から要望《市場のニーズ》、そして新しい素材との出会いに大きく心が動かされる瞬間です。今回新たにご紹介する《ブラスコット黒》はクラシックでありエレガントな風合いを持つ、フォーマルな鞄には最適な素材として、我々も手掛けることを心待ちにしていた待望の、新しいタンニンなめしの革です。
原皮はスペイン産の中牛で、なめしは信頼あるベルギーマズア社の技術を駆使し程よい艶感としまりの良いヨーロッパ原皮ならではの表面の肌理細やかさが深みのある表情を醸し出しています。RUGATOボルドーとグリーンの2色に並びいたがきの定番素材として、今後少しづつアイテムを増やしていく予定ですのでどうぞご期待ください。
植栄商事(株)まー美工房でオリジナル商品を開発する傍ら、赤平の市議会議員も務めている。また、あかびら匠塾協議会では事務局として赤平の企業間連携を支えている。
いたがきを使い始めたのは両親からの影響です。若い頃はいたがきの鞄はカチッとし過ぎているように感じて敬遠していましたが、働き始めてからその良さが分かるようになりました。私が社会人になる時に母がプレゼントしてくれたのがウェーブショルダー(写真は旧サイズ・現E761)です。私の新人時代の仕事用鞄で、出張にもよく使っていました。ファスナーが付いているので旅行でも安心ですし、外ポケットについた切符差し等、作り手の小さな気遣いがお気に入りでした。ショルダーが1本なので肩ですっきりまとまり、営業の時もすぐに物の出し入れができて便利でした。
いたがき製品は使っていくうちに良さが分かってくるものですし、長く一緒に居られるのがいいところだと思います。例えば、いたがきの名刺入れを買った時に革が堅くて閉まりにくかったりしますが、私は逆に「それなら馴染むまでたくさん使ってやろう!」という気持ちになります。こういうのは、初めから使い勝手が良い製品だったら味わえない感覚ですよね。自分も一緒に製品を作り上げているような気持ちで、一度そういう楽しみを持ってしまったら、もういたがきの物しか使えないです。
今まで使ってきた鞄一つ一つに「こいつはどこに連れて行ったかな?」と、沢山思い出があります。ずっと長く持つものなので、時代によって流行りの鞄はあると思いますが、いたがきはこれからもいたがきらしさを貫いて、いたがきのブランドを磨きあげて欲しいと思います。
3月1日(金)から4月30日(火)までの2ヶ月間、新社会人の方に限りいたがき製品を10%offにてご提供いたします。
※あなたが新社会人であることを証明できる書類(免許証等)を店頭でご提示いただき、(新規)顧客登録をお願いいたします。
いたがき京王プラザホテル新宿店は、2013年3月2日(土)で、オープン一周年を迎える事となりました。昨年のオープンより、多くのお客様にご来店・ご利用いただきまして、無事一周年を迎える事が出来ました事、心より感謝申し上げます。
一周年を記念致しまして、京王新宿店では3月2日(土)より一周年フェアを開催させて頂きます。一周年の企画商品として、人気のルガトー商品のなかでも最高級のブラスコットの新色ブラックの商品を先行発売させて頂くこととなりました。人気のBW501 ハンドバッグ 57,750円(税込)、冠婚葬祭におススメの、BW764 スクウェアーミニ 42,000円(税込)、ぐるりとファスナーで閉じるタイプの長財布、BW175 プレイング束入れ 23,100円(税込)の3アイテムを発売致します。また、期間中、同封してございます挨拶状をお持ち下さった方、先着250 名様には、革小物トレーをプレゼント致します。春らしく桜のデザインで、小物を置くのに便利な、特別な一品です。
一周年フェアの期間は3月2日(土)から3月31日(日)まで開催しております。各商品数量限定となっておりますので、お早めにお越し下さいませ。皆様のご来店を、スタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
私の愛用品はM520 マルチトートA4です。A4サイズのファイルが入り肩からかける事が出来るので仕事の日は毎日使っています。表面は柔らかいソフトタンニンの革で、物をたくさん入れてもスリムで通勤時も楽に持ち歩く事が出来ます。ポケットが4つあり細かい物の収納にも便利です。キャメルの色の変化も楽しみながらこれからも愛用していきたいと思っています。
千田 祥子
私の愛用品は使い始めて4年目のEL765 ブリーフケースです。シンプルなデザインですが、中は仕切りで分かれており、書類も整理しやすく、マチ幅も広いのでパソコンを入れても大丈夫です。内装・ハンドルまで革製のしっかりした作りなので、末長く使っていける鞄です。いまや私の欠かせないビジネスパートナーです。ビジネスバッグをお探しの方におすすめします。
大内 太郎
通勤に便利なショルダータイプのビジネスバッグ。A4ファイルが収まるサイズで、出し入れがし易く、型崩れしにくい構造になっています。今までのいたがきには無かった新モデルを、ぜひ店頭でご覧下さいませ。また、生産終了していた麻シリーズのブリーフバッグB4が、ソフトタンニン革になって新登場。人気だった使いやすさはそのままに、革の良さが味わえます。
※写真は開発中の商品で、実物とは若干異なります。
今年のいたがき通信では、商品が出来上がるまでの過程にスポットを当て、新商品の開発秘話やご愛用者様の声をご紹介してまいります。気になる商品がございましたら、ぜひ直営店やwebサイトでチェックしてみてくださいね。