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年3回発行の「いたがき通信」
今回は《麻布十番店》特集です。
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麻布十番は東京のほぼ中央に位置する港区にあり、一世を風靡した六本木ヒルズへはブラブラ散歩して徒歩12分ぐらいのところにあります。東京駅、品川駅、渋谷駅まではそれぞれ車で10分ぐらい、新宿までは地下鉄で15分ととても便利なところです。
平成12年9月に東京メトロ南北線同年12月に都営大江戸線が開通する前は、いわば陸の孤島で、バスか車でしか行けない不便なところ、聞くところによると当時、経済効果より風情ある街のたたずみを守リ通すために商店街が一致団結して地下鉄建設を阻止したという話で、その堅気な下町気風は今でも健在です。
そんな粋な麻布十番にいたがきが直営店をオープンしたのは今から14年 前、平成7年4月2日、弊社社長の昔からの友人の好意で場所を提供していただいたのがきっかけでした。
掲示板とくつろぎスペース
店内の一角に掲示板があり、北海道や麻布十番の情報を展示しています。隣にある大きめのテーブルはコミュニケーションスペースとして、お茶をしながらお話をしたり、ものづくり講習会の場として活躍しています。
平成7年4月2日にオープンした麻布十番店、当時は「Leather Craft by Emi」店と称して始まり、現社長と副社長、二人揃っていざ東京へ出陣することになりました。3年間麻布十番に住まいを借りて基盤を作り、その後9年間は東京在住の末娘が店を切り盛りしていた後、2年前平成19年6月に店内改装をして店名も《いたがき 麻布十番店》と改めてリニューアルオープンしました。12坪の明るくこじんまりとした店内には北海道で作られている鞄、小物がところ狭しと並んでいます。
オープン当時、何とか多くの人にタンニンなめしの革の良さを知ってもらいたいという思いで社長自ら開発した版押し機はもちろんなくてはならない存在で、お名前が入ることでお客様の喜びが倍増する瞬間を共有させていただき、そこからまた新しい嬉しい会話が弾むことがよくあります。東京都内、近隣都市、ひいては全国各地から休暇、ビジネス出張の時間を縫ってわざわざお越しくださるお客様も年々増えて、少しずつ麻布十番店の存在が皆様に認知されつつあることを実感しています。
多くの方に足を運んでいただけるお店づくりを目指して試行錯誤の毎日ではありますが、限られたご来店の機会には、折角のお時間を有意義にゆったりとお過ごしいただきたいと思います。期間限定で行っている北海道の季節の特産品プレゼント企画は皆様に好評をいただいているようです。メロンや小豆、今年は北海道限定ビールや黒いダイヤと言われる石炭を似せて作ったニッキ味の塊炭飴などを用意しました。店内の掲示板には、北海道からのホットニュースや麻布十番商店街便りなど掲載して新鮮な情報を発信しています。夏の麻布十番祭りの期間にはものづくり講習会やダーツ大会を行い、ご来店の皆様と楽しい交流を図ることができました。
来年平成22年4月にはお陰様でグランドオープン15周年を迎えます。楽しい企画を用意して皆様のお越しをお待ち申し上げます。ぜひ楽しみにお待ちください。
今年は季節に合わせていろいろなフェアを開催いたしました。来る平成22年も楽しい催しものを準備して皆様のお越しをお待ちしています。 詳しい情報はホームページまたはお電話で03-5439-9895までお問い合わせください。
1月 | 新年初売り祭り(福袋販売) |
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2月 | レザーエコバッグフェア |
3月 | 新生活フェア |
4~5月 | 母の日フェア |
6月 | 麻布十番店創立記念フェア(北海道旅行抽選会、特注受注会) |
7月 | お楽しみ会(麻布コインプレゼント企画) |
8月 | 麻布十番祭り(北海道限定品プレゼント企画、ダーツゲーム、ものづくり講習会) |
12月 | クリスマスフェア |
・・・今年のTOPICS
北海道旅行を開催(第2回)
鞍ショルダーの新作、オープンファスナー仕様で開きが良く、出し入れしやすい仕切りがあり、小分けしやすく収納力もある。斜めがけしてカジュアルな装いにマッチします。
126,000円(税込)受注製作
※内装革製の場合 157,500円(税込)
ご周知の通り、麻布十番の中心、麻布十番大通りには昔からの老舗とおしゃれで小粋なお店が軒を連ねています。横に入った小路にもアラっという素敵なお店が点在しています。
今回、麻布十番店スタッフが街に繰り出し、情報を仕入れて、もちろん自己体験を通して、たくさんあるお店の中から、これぞというお店を皆様にご紹介申し上げます。
プライベート取材を通してご当地~麻布十番~を改めて知る機会をいただき隠れた良さをたくさん発見しました。商業ペースではない家族を中心にスタッフのサポートを得ながら、こじんまりとひたむきに、でも斬新に生きている方々の存在に感動とともに大きな刺激もいただきました。
いたがき麻布十番店はまだまだ足元にも及ばばい存在ではありますが、これからも大事に月日を重ねながらこの街に馴染んでいきたいと思います。
本店は横浜元町にあり、2006 年にオープンした麻布十番店は2代目の芦沢卓人さんがご担当。足に合った中敷をオーダー制作してくれるので足のお悩みがある方におすすめです。ヨーロッパから直輸入されたフォーマルからカジュアルまで幅広い品揃えで、価格は3万円~。あなたに合った靴選びをしてくれる足の健康をとことん考えている靴専門店です。
麻布十番大通りを六本木ヒルズに向かって歩いていくと左手に、創業200年の老舗 更科そばの本家本元があります。現社長 堀井良教さんで9代目。最上のそばの実の中心部から取れるまっ白いそば粉だけを使った更科そばは昔から伝わる独自の製法で作られています。上品でこだわりのある特製のおそばは4 種類、つゆは辛口、甘口の2種類、お好みに合わせていただけます。ぜひご賞味ください。
ミリオンセラーとして歴史に残る売上を上げた《およげ!たいやきくん》の題材となったたいやきの元祖と言えるお店で、今年創業100周年。3代目神戸守一さんは御歳86歳、個性豊かなキャラクターの持ち主で麻布十番の超有名人、小豆を赤いダイヤと賞賛してその熱い思いを語って下さいました。4 代目 将守さんはチーフとして現場で職人さん達とリズミカルにタイ焼きを焼いています。鉄の型で一つずつ、薄い皮に程よい甘さのアンコがたっぷり詰まったその味は絶品です。アンコを味わうために薄い皮で包まれている感じです。お店はかなり混むので、予約をして後から取りにいくことをおすすめします。
2代目小杉和子さんがご両親から後を継いで創業60年を迎える帽子専門店、店内にはクラシックな紳士帽から若い女性向けの個性的なデザインまでところ狭しとたくさんの帽子が展示されています。
東京では有名な高級焼肉店《叙々苑》麻布十番店はいたがきのはす向かいにあります。いつも千客万来で著名人のご利用も多いお店です。いたがきが麻布十番に開店した当時、社長もよく利用させていただいたランチは800円ぐらいからあり、嬉しいお試し価格です。
本店は金沢で1822年創業の九谷焼窯元の老舗で、東京分店がここ麻布十番にあります。店内は味のある九谷焼の伝統美にあふれています。スタッフの方たちのおもてなしに、上質で心豊かなひと時をお過ごしいただけます。
豆知識
ミニ下駄を玄関に飾ると人の出入りがよくなることから、《商売繁盛、良縁等賑やかな家になる》といわれるそうです。
鏑木商舗のちょうどま裏に位置する、知る人ぞ知る《手作りパン屋さん》 酒屋を営んでいた先代から譲り受け、2003年にそれぞれに外国で修業してきたパン職人(兄)とシェフ(弟)が二人で立ち上げた食材のお店、店内では焼き立てのパンやお惣菜を販売、奥にカフェバーがあり、ランチ・ディナーと本格的なイタリア料理が楽しめます。ランチは1,000 円~、一度お試しの価値あり!いたがきスタッフもお客様にすすめられ、今では常連客になりつつあります。
浪花屋さんの小豆は北海道十勝産、更科堀井さんのそば粉は赤平の近くの雨竜産、ポアンタージュさんの小麦粉は江別産のハルユタカ。 麻布十番では赤平産のいたがきの鞄以外にも北海道産が大活躍しているという嬉しい事実を新発見しました。