いたがき京都御池店では9月30日まで5周年フェアを開催中です。

ご好評いただいている先行販売の新作ウェーブショルダーミニや、伝統の西陣織とのコラボ「金襴×鞍シリーズ」など他の店舗にはない商品もご用意しております。また「ものづくり教室」を10月10日(土)に行います。(予約制)お土産に手作りの革小物はいかがですか?皆様お誘いあわせの上、いたがき京都御池店へ是非お出かけください。

京都の街はこれから秋本番に向けて、特別公開や祭事などが連日開催されます。

一年で一番賑やかで、そして美しい季節を迎える京都。たくさんの皆様に古都・京都の魅力を存分に楽しんでいただけるよう、この秋のおすすめをご紹介いたします。

<琳派・誕生400年>

1615年に本阿弥光悦が徳川家康より京都洛北の鷹峯の土地を拝領し、琳派が誕生して今年で400年を迎えます。「琳派400年記念祭~RIMPA 2015~」と題して美術館だけでなく、京都の百貨店やレストラン、アパレルブランドでも記念イベントが行われています。

「琳派」とは、江戸時代初期の芸術家、本阿弥光悦を始まりとする、日本の美の一大水脈のこと。特に俵屋宗達や尾形光琳の「風神雷神図」などが有名ですが、絵画だけにとどまらず、衣装・漆芸・陶芸・屏風・扇面など生活に密着した伝統工芸や、能などの芸能の世界にも波及し、今も私たちの日常生活の中でその片鱗を見る事が出来ます。

琳派の特徴は、絵師たちには基本的に血縁関係などの強い結び付きはなく、生まれた時代も異なっている事。先人のデザインに憧れ、影響を受け、作風を踏襲しつつ、新たな解釈を加える事で大胆かつ繊細な「琳派」という流れが生まれたとされます。つまり「琳派」は時代を超えて受け継がれてきた総合演出のようなものであり、茶道のように厳密には流派とは言えない不思議さを持っているのです。

また琳派が成長した背景には、長い時間をかけて豊かな文化を築き上げた京都の町衆や旦那衆といった庶民の力が大きく関わっています。光悦自身も町衆の一人で、作品はユーモアやウイットに富み、粋なものとして好まれ庶民の日常に広がったと言われています。京都で生まれ育ち、江戸から日本全国へ、そして世界中の人々も魅了する「琳派」の作品たち。この秋は誕生400年を記念し、国宝や重要文化財に指定されている作品もたくさん見る事が出来ます。もっと身近に「琳派」を感じて、ぜひ皆様で芸術の秋を堪能しに京都へお越しください。

<琳派400年に関する展覧会>

※展示内容など変更になる場合があります。詳しくは公式HPなどをご覧下さい。

■琳派400年記念 「琳派イメージ」展

京都国立近代美術館にて(2015年10月9日(金)~11月23日(月・祝)まで開催)

公式HP http://www.momak.go.jp/

■琳派誕生400年記念 琳派 京(みやこ)を彩る

京都国立博物館にて(2015年10月10日(土)~11月23日(月・祝)まで開催)

公式HP http://www.kyohaku.go.jp/jp/

■琳派400年記念「光悦ふり 光悦名碗と様式の展開」

樂美術館にて(2015年9月5日(土)~12月23日(水・祝)まで開催)

公式HP http://www.raku-yaki.or.jp/museum/

■京都画壇にみる琳派のエッセンス -ユーモアとウイット-

堂本印象美術館にて(2015年10月7日(水)~11月29日(日)まで開催)

公式HP http://insho-domoto.com/index-j.html

<10月ものづくり教室(予約制)>

★10月10日(土)

時間:11時、13時、15時の1日3回(各回定員4名様)

概要:キーケース(キャメル)スタッフが丁寧にお教えします。

参加費:お一人様 ¥2,160(税込)

■ご予約: 鞄いたがき 京都御池店

〒604-0825 京都市中京区御池通堺町西入御所八幡町233 Mezzo御池 1F・2F

TEL:075-222-5656

Email:kyoto@itagaki.co.jp

【営業時間】 11:00~19:00(火曜定休)

※9月・10月は定休日なしで毎日営業しております。