いたがきのお店がある京王プラザホテル札幌から南へ歩くこと5分、緑に囲まれた敷地の中に『北海道庁旧本庁舎』があります。

北海道庁赤れんが庁舎

四季折々に赤く映え、美しい姿を見せてくれるこの建物は、『赤れんが』の愛称で広く道民に親しまれています。

アメリカ風ネオ・バロック様式のれんが造りで建設された赤れんが庁舎は明治21年(1888年)に誕生。以来、焼失や建て替え工事などを経ながら新庁舎完成までの80年にわたり、北海道の拠点、道政の中枢としての役割を果たしてきました。設計は道庁の技師が担当し、建築資材のれんが、硬石、木材などには道産品が多く使われました。昭和44年には、数少ない優れた明治時代の洋風建築物として国から重要文化財の指定を受けました。

中央にドームを配した地上2階建ての建物の中に足を踏み入れると、随所に手の混んだ美しい造りを見ることができます。各部屋は、北海道の歴史ギャラリー、樺太(現在のサハリン)関係

いたがき製メッセージボード

資料館、北方領土資料館、国際交流・道産品展示室として無料開放され、北海道の昔と今を垣間見ることができます。また、展示室の一角には、2008年に北海道の洞爺湖で行われたサミット(先進国首脳会議)の折に、高橋はるみ知事から各国首脳に贈られたいたがき製のメッセージボードも展示されているので、お時間のある方はぜひ探してみて下さい。

庁舎の周囲は緑と池に囲まれ、オフィス街のオアシスとして市民から親しまれています。多種多様な植物が伸び伸びと育っており、現在は池に咲いているスイレンの花が見頃です。

北海道の美しいシンボル『赤れんが庁舎』へ、北海道の歴史とロマンを覗きにいらしてみてはいかがでしょうか。

北海道庁旧本庁者(赤れんが庁舎)

池に咲くスイレン

【開館時間】8:45~18:00

【休館日】年末年始(12/29~1/3)

【入場料】無料

【北海道のホームページ】庁舎のご案内 http://www.pref.hokkaido.lg.jp/chosha/