※このブログは2022年1月までのアーカイブです。新ブログはこちら

鞄いたがき こぼれ話

Page 1 / 11
  • Entry at
  • 2016
  • 10/28
  • 9:00AM

京都御池店から歩いていける”美味しいパン屋さん”

朝晩の冷え込みで葉っぱも赤くなり始めました。秋晴れの日には、色づく京都の街をぜひ歩いてみてください。大通りを行くよりも、小さな路地にこそ面白い、美味しいお店がたくさんあります。今回は京都御池店から歩いて行ける、御池通り北側エリアのおすすめパン屋さんを3つご紹介します。

<フランス風総菜パンとタルト「ル・プチメック御池」>

いたがき京都御池店が面している“御池通り”は京都市内で一番広い通りです。その御池通りを縦に走る細い通り、そこには小さなパン屋さんたくさんあります。意外ですが、京都は「パンの消費量が日本一」で、皆それぞれに美味しいパン屋さんを知っています。

御池通り×烏丸通りから西へ3つ、衣棚通りを曲がってすぐ左手。マンションの1階に「Le Petitmec OIKE」があります。とても小さなお店ですが、季節のタルトや豚のパテを挟んだバーガー、にんじんサラダのサンドウィッチなどフランス風の惣菜パンが美味しく、地元でも大人気のお店です。ドリンクもオーダーできるので、天気が良ければ外のテーブルで買ったパンを食べるのもおすすめ。今出川にもう一店舗あり、お店の外観の色で「赤メック」、こちらの御池店は「黒メック」と呼ばれています。

■Le Petitmec OIKE 公式HPhttp://lepetitmec.com/location/oike/

※地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」1番出口より徒歩5分。

<天然酵母を使った優しいドーナツ「二コット&マム」>

前回のブログでご紹介した創業550年の「本家・尾張屋」の向かい側、車屋町通り沿いにあるドーナツ屋さん「nicotto &mam」。京都らしい古い町屋を改装したおしゃれな店舗には、卵不使用、天然酵母を使った、ヘルシーで可愛らしいドーナツが並んでいます。卵アレルギーのお子様にも安心して食べて欲しいという、優しい願いから生まれたドーナツ。店内でも京都の老舗“玉屋珈琲店”のコーヒーと一緒にドーナツを食べる事が出来ます。シュガー・チョコレート・抹茶などの他に季節限定のフレーバーも登場し、わざわざ遠方からお土産にと買いに来る人もいます。フカフカの生地とほんのり甘いコーティング。まるでお母さんが作ってくれたような、素朴な美味しさのドーナツです。

■nicotto & mam 公式HPhttp://doughnut.jp/

※地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」1番出口より徒歩2分。

<もっちりベーグルと焼きたてパニーニ「グランディール御池」>

河原町通り×御池通りの京都市役所のすぐ隣、寺町通り沿いにある「GRANDIR御池店」。

本店は京都の北、下鴨にある大人気のパン屋さんです。店内にはたくさんの種類のパンがあって目移りしますが、もちもちのベーグルが一番有名です。フレーバーも豊富で、プレーンの他にクリームチーズ&イチゴ、ラムレーズン、大納言、メープル&クルミなど、約15種類ほどが並べられています。いたがきスタッフの一押しは、ほっくりした甘い栗がたくさん入った栗ベーグル。しっとりモチモチの食感がクセになる美味しさです。また、店内ではショーケースにパニーニが並べられていて、注文すると、その場で焼き上げてくれます。店内で食べる事はできませんが、アツアツのパニーニとコーヒーを買って、賀茂川でピクニックをするのも楽しいと思います。

■GRANDIR OIKE 公式Facebookhttps://www.facebook.com/GRANDIROIKE/

※地下鉄東西線「京都市役所前」駅より徒歩1分。

この他にも、京都御池店の周辺には隠れた名店がたくさんあります。芸術の秋、食欲の秋、見所満載の秋の京都へ、ぜひお出かけください。

<11月ものづくり教室>

毎月開催している「京都御池店ものづくり教室」。11月は8月に大好評いただいた、新作のカードケース(キャメル・RUGATOワイン)作りを行います。

前回は応募を多数いただきました。11月はまだ空きがございます。ぜひこの機会にご参加ください。

★ものづくり教室★ 新作カードケース(2色)

日にち:11月6日(日)・12日(土)・19日(土)・26日(土) ※事前予約制

時間:11時・13時の1日2回(各回定員4名様)

参加費:お一人様 キャメル ¥4,320(税込)

RUGATOワイン¥5,400 (税込)

■ご予約:いたがき京都御池店(11時~19時)TEL/075-222-5656

※定員制の為、ご希望の時間帯が埋まる可能性がございます。お早目にご予約ください。

店舗では新作や限定品だけでなく、定番商品も豊富に取り揃えております。

京都御池店へ、お誘いあわせの上お出かけください。

皆様のご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。

鞄いたがき 京都御池店

〒604-0825 京都市中京区御池通堺町西入御所八幡町233 Mezzo御池 1F・2F

TEL:075-222-5656

Email:kyoto@itagaki.co.jp

【営業時間】 11:00~19:00(火曜定休)

※10月・11月は定休日なしで毎日営業しております。

投稿者:京都御池店

  • Entry at
  • 2016
  • 10/21
  • 9:00AM

京王プラザホテル札幌店 9周年フェア

京王プラザホテル札幌店は、お陰様で11月1日に9周年を迎えます。
日頃からご愛顧いただいている沢山のお客様へ感謝の気持ちを込めて、11月1日(火)から30日(水)までの1ヶ月間、9周年フェアを開催します。
フェアでは、先行販売品や限定品のご紹介などを行います。

~先行販売品~
●手帳カバー ルガトーワイン・グリーン(T634 税込15,120円)
背広の胸ポケットにもぴったり収まるスリムサイズの手帳カバーを、人気のルガトーワインとグリーンの2色で。

●A5手帳カバー ルガトーワイン・グリーン(T025 税込23,760円)
とにかく沢山書き込みたい方におすすめの大判サイズの手帳カバー。ノートカバーとしてもお使いいただけます。こちらもワイン・グリーンのコンビで登場です。

●ビジネスショルダー ルガトーワイン・グリーン(B810 税込129,600円)
かねてからご要望をいただいていたビジネスショルダーのワイン・グリーンが、いよいよお目見えします。
いたがきのビジネスバッグの中では最も容量の大きい鞄。
冬でも安心のショルダー付きです。
女性にもお使いいだける丸みのあるフォルムが、ビジネスバッグでありながらどこか優しい雰囲気を醸し出しています。

~限定受注製作品~
ブックカバー 6色(B636 税込21,600円)
1枚革を贅沢に使った四六判(ハードカバーサイズ)のブックカバー。
革の手触りの良さを存分に感じることができる逸品です。
こちらは京王プラザホテル札幌店のみ、そして9周年フェア期間中のみの完全限定受注製作品となります。
色は、キャメル・ダークブラウン・レッド、ブラスコットブラック、ルガトーワイン・グリーンの全6色。
ご注文いただいてから製作・お渡しの為、お時間をいただきます。

~京王プラザホテル札幌店オリジナル 「雪の結晶」版~
9周年を記念し、京王プラザホテル札幌店でもオリジナルの版を作成しました。
北の街ならではの雪の結晶を、お名前と一緒に入れてみませんか?

~修理・お手入れ相談会~
11月12日(土)、26日(土) 10:00~18:00
職人が直接お客様のいたがき製品を拝見し、修理やお手入れのアドバイスをさせていただきます。

期間中1万円以上お買い上げのお客様には、ルガトーワイン・グリーンのマグネットセットをプレゼントさせていただきます。
数に限りがございますので、お早めにご来店下さい。
皆様のお越しを、スタッフ一同お待ちしております。

*京王プラザホテル札幌店 9周年フェア*
11月1日(火)~30日(水)
10:00~19:00
期間中は休まず営業します。

投稿者:京王プラザホテル札幌店

  • Entry at
  • 2016
  • 10/14
  • 9:00AM

北海道ブランド

北海道は朝晩の空気が日に日に冷たくなり、黄色や赤色の紅葉も始まって、
すっかり秋めいてきました。
いたがき新千歳空港店が入るクラフトスタジオでは、すでに冬へ向けて、
暖かそうな品々が並べられています。
中でも人気なのが、株式会社サフォークの毛糸帽子と手袋です。
作品が作られている士別市は、北海道有数の「ひつじの街」として有名で、市内の牧場には顔と足が黒い“サフォーク”という種類を中心に1000頭以上を飼育しており、観光客も放牧中の羊をすぐ近くで眺めることができます。
特にサフォークは羊毛だけでなく肉用種としても最高と言われ、士別市を代表する名産品の1つです。
この毛糸の帽子と手袋は、ふわふわのサフォークの毛を刈り取るところから始まって、洗浄、染色、紡ぎなども手作業で行われ、出来上がった毛糸は、市内の女性たちが棒針で丁寧に編み上げる100%ハンドメイドの商品です。羊毛は水をはじき、湿気を吸収する性質があり、保温性にも優れていて、ほんわりと暖かく肌寒いこれからの季節にぴったりのアイテム。

・羊柄帽子  大人用    ¥5,076(税込)
・羊柄手袋  大人ミトン  ¥4,104(税込)
・羊柄手袋  大人五指   ¥5,076(税込)
・羊柄手袋  子供ミトン  ¥3,240(税込)

.

北海道らしいハンドクラフトの作品は旅行のお土産にもおすすめです。

.

いたがきクラフトスタジオ店では、温もりのあるタンニン革を使って、職人の技で仕上げられた鞄や革小物を多数取り揃えております。
また、旅の記念や北海道好きの方にオリジナル “北海道マークの刻印”を行っております。
マークだけの刻印、名前・イニシャルと合わせて刻印することもできます。
プレゼント包装なども承っておりますので、どうぞお気軽にお立ち寄りください。
皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております。

.

〈 アクセス 〉
新千歳空港ターミナルビル2F
スイーツアベニュー内 一番奥
小樽洋菓子舗ルタオさん横
※インフォメーションをご利用の場合は、
クラフトスタジオとお尋ね下さいませ。

投稿者:クラフトスタジオ店

  • Entry at
  • 2016
  • 10/08
  • 3:00PM

麻布十番店「ものづくり教室」開催のお知らせ

来る10月29日(土)、30日(日)、麻布十番店ではワークショップ「ものづくり教室」を開催いたします。

これまでにも10回を越える開催をしてまいりました。今回は、革の縁を処理してホックを留めた「オリジナルカードケース」をつくります。

使い込むことで、特に革の風合いの変化を感じていただきやすいキャメル色とボルドー色からお選びください。出来上がりは、気軽にポケットやお鞄に忍ばせることの出来る手のひらサイズとなり、ご自身で作られることで世界で一つだけのケースが出来上がります。

これまでにはご友人同士でのご参加はもちろん、お一人の方にも多くご参加いただいております。こういった機会へのご参加者は初めてという方も多く、いたがきを知ってくださったきっかけなどを話しながら毎回和気あいあいと開催しております。当日は京都御池店からのスタッフも駆けつける予定です。

ぜひ皆様のご参加をお待ちしております。

<10月ものづくり教室詳細>

製作物:オリジナルカードケース

実施日:10月29 日(土)、30日(日)

時間:①11時半~ ②13時半~ ③15時半~

各回定員4名様(要予約・先着順)

色:キャメル色またはボルドー色(予約時に色をお選びください・先着順)。

参加費:キャメル色…4,320円、ボルドー色…5,400円

◎ご予約・お問い合わせは03-5439-9895(麻布十番店・火曜定休)まで。

投稿者:京王プラザホテル新宿店

  • Entry at
  • 2016
  • 10/07
  • 9:00AM

秋の京都へ「伊藤若冲と真田幸村、歴史を巡る旅」

10月に入り、いよいよ秋の観光シーズンが始まりました。あちこちで寺社仏閣の特別公開や、展覧会などが開催されています。特に今年は江戸時代に活躍した、日本を代表する絵師“伊藤若冲”の生誕300年を記念して、各所でコラボレーションイベントも行われています。今回は京都御池店からもすぐに行ける、おすすめの観光スポットをご紹介します。

<伊藤若冲ゆかりの「相国寺」>

日本を代表する天才画家の一人、伊藤若冲。今から300年前、京都は錦市場の青物問屋の長男として誕生し、40歳で家督を次男に譲り本格的な絵の活動を始めました。植物や生き物をモチーフに、大胆な構図、鮮烈な色彩と緻密な描き込みは見る者を圧倒し、現代アートにも多大な影響を与え、“孤高の天才”と呼ばれています。その若冲の生前から親交が深く、墓所もあるのが「臨済宗・相国寺」です。

あまり知られていませんが、あの金閣寺・銀閣寺はこのお寺の山外塔頭でもあります。足利義満によって建てられた広大な敷地内には、「鳴き龍」のある日本最古の法堂や、特別公開される方丈では御所から移された襖絵、白象図などの文化財を間近で見る事が出来ます。その他にも白砂と木々のコントラストが美しい開山堂の日本庭園は、心静かに、いつまでも眺められるおすすめの庭です。他の観光地よりも人が少なく、ゆっくりとした時間を過ごす事ができます。

■臨済宗・相国寺 公式HPhttp://www.shokoku-ji.jp/s_about.html

※京都御池店の最寄りの「烏丸御池駅」より地下鉄烏丸線で二駅、「今出川駅」で下車し、1番出口を上がって徒歩5分、同志社大学の裏手にあります。

<真田幸村ゆかりの「高松神明神社」>

現在放映中のNHK大河ドラマ「真田丸」でおなじみの真田幸村とゆかりの深い高松神明神社。京都御池店より歩いて15分ほどの場所にあります。釜座通りから姉小路通りを東に入ると、マンションと民家に挟まれた小さな白い鳥居が見えます。祀られているのは、幸村が紀州・九度山に幽閉されていた時に毎日お祈りしていた仏像。これを拝領し「幸村の知恵の地蔵尊」として、地元の人々が今も大切にお参りしています。知将として名高い幸村の知恵を授かるとして、全国からも参拝客が訪れています。神社の絵馬も真田の六文銭をモチーフにしたもので、願い事を奉納したあとに、絵馬の一部の“結び雁”をお守りとして持ち帰る事が出来ます。

■高松神明神社についてHP

https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000399

<京都最古のそば処「本家尾張屋」>

相国寺や高松神明神社を巡って、そろそろお昼かな?と言う時に、おすすめしたいのが、お蕎麦の美味しい「本家尾張屋」です。京都御池店からも近く、歩いて10分ほどの車屋町通り沿い、押小路通りから少し北に入った場所にあります。ここは、なんと創業550年の老舗中の老舗。応仁の乱のよりも前、1465年に尾張の国から菓子屋として入洛したのが始まりだそうです。歴史を感じさせる落ち着いた店構えで、一見入りにくそうですが、中は広く、連日たくさんのお客さんで賑わっています。関西はうどんが有名ですが、意外にも禅文化を通じて、蕎麦も京都に広まり、好んで食べられてきました。京都の地下水や、北海道産の蕎麦粉、利尻の昆布など厳選された素材から作られる蕎麦は、口当たりが良く、澄んだお出汁も納得の美味しさです。“禅と蕎麦”は切っても切れぬ縁があるそうで、禅宗の相国寺とも深い繋がりを感じます。

■御用蕎麦司 本家尾張屋 公式HPhttps://honke-owariya.co.jp/

この他にも、冒頭でご紹介した「伊藤若冲」の大規模な展覧会が10月4日~12月4日まで京都市美術館で開催されます。芸術の秋、食欲の秋、見所満載の秋の京都へ、ぜひお出かけください。

<いたがき創業祭・開催中>

10月7日(金)から1月10日(月・祝)まで「いたがき創業祭」を開催中です。記念の限定商品や、お買い上げのお客様への記念粗品などもご用意しております。また、好評のものづくり教室も毎月開催しております。

行楽の合間に、いたがき京都御池店へもお立ち寄りください。

皆様のご来店を心より、お待ちしております。

☆いたがき創業祭ブログ☆

http://www.itagaki.co.jp/blog/index.html?p=11117

☆いたがきの鞍「誕生秘話とその魅力」☆

http://www.itagaki.co.jp/blog/index.html?p=11102

投稿者:京都御池店

  • Entry at
  • 2016
  • 10/03
  • 9:00AM

2016年いたがき創業祭

10月2日に創業34周年を迎えるいたがきでは、お客様の日頃のご愛顧に感謝して10月7日(金)から10月10日(祝・月)まで「2016年いたがき創業祭」を全直営店で開催いたします。今年も皆様に楽しんでいただけるよう、様々な企画をご用意しております。

<創業祭 限定・新作商品>

創業当初から作り続けている、いたがきの代表作「鞍シリーズ」。

堅牢でなめらかなタンニンなめし革の特色を生かし、手間暇を掛けて馬具の鞍の美しいフォルムを再現したシリーズに小型サイズと新色ネイビー等が登場。

いたがきの職人技から生まれた、新たな魅力あふれる“鞍”をぜひご覧下さい。

☆いたがきの鞍「誕生秘話とその魅力」☆

10月おすすめ品ブログ [http://www.itagaki.co.jp/blog/index.html?p=11102]

■商品名:E934「鞍ショルダー小型」(キャメル1色)

※受注生産品となります。

価格: 216,000円(税込)

※E934をご注文のお客様には、手縫い革タグと布袋をお付けいたします。

■商品名:B915-13「鞍ショルダー小」(ネイビー)

価格: 64,800円(税込)

※B915-13をお買い上げのお客様には、貼り合わせ革タグと布袋をお付けいたします。

■商品名:B113-13「馬蹄ドル入れ」(ネイビー)

価格: 12,960円(税込)

■商品名:B180C-13「シンプル札入れ」(ネイビー)

価格: 17,280円(税込)

鞍シリーズ以外にも、人気の定番製品をネイビーで作りました。

■商品名:E647「iPhone SEケース」(キャメル・ダークブラウン・ブラック3色)

※受注生産品となります。

価格:7,560円(税込)

IPhoneケース販売開始から、ご要望の絶えなかった「iPhone SE」専用ケースが登場します。

<創業祭・いたがきオリジナル粗品をプレゼント>

創業祭期間中に1万円以上お買い上げ下さったお客様へ、いたがきオリジナルのささやかなプレゼントをご用意しております。(数量限定)

また、お使いのいたがき製品のお手入れも行っております。愛用の品をぜひお持ちください。

年に一度、全てのお客様へ感謝を込めた一大イベント「いたがき創業祭」。

今年も盛りだくさんの4日間となりますので、お誘い合わせの上お近くのいたがき各店へどうぞお出かけください。

社員一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

<いたがき創業祭>

■開催日時:10月7日(金)~10日(祝・月)の4日間

■開催店舗:赤平本店/京王プラザホテル札幌店/クラフトスタジオ店/麻布十番店/京王プラザホテル新宿店/京都御池店

<いたがき直営店舗>

赤平本店…営業時間 10:00~17:00 TEL/0125-32-0525

京王プラザホテル札幌店…営業時間 10:00~19:00 TEL/011-280-5555

新千歳空港クラフトスタジオ店…営業時間  8:00~20:00  TEL/0123-46-5732

麻布十番店…営業時間 11:00~19:00  TEL/03-5439-9895

京王プラザホテル新宿店…営業時間 10:00~19:00  TEL/03-5325-2663

京都御池店…営業時間 11:00~19:00  TEL/075-222-5656

投稿者:京都御池店

  • Entry at
  • 2016
  • 10/01
  • 9:00AM

今月のおすすめ品 Vol.63

鞄いたがきは、お陰様で10月2日に創業34周年を迎えます。これも一重に皆様からのご愛顧の賜物と、社員一同厚く御礼申し上げます。

この34年を振り返り、いたがき創業時より多くのファンを持つ代表作「鞍シリーズ」の魅力を、誕生秘話と共にご紹介いたします。

タンニンなめし革との出会い

英三会長が15歳で修業の道に入った時代、鞄の素材は“タンニンなめし革”が主流でした。丈夫で使い込むほどに艶が増していく、ただ、一筋縄ではいかないタンニンなめし革を使って、美しい鞄を次々と生み出す師匠との出会いから、会長の職人人生が始まりました。

後年、北海道の地でいたがきを立ち上げる際にも「タンニンなめし革の素晴らしさを知ってもらいたい」という想いは変わりませんでした。タンニン革は、自転車のサドルや靴底、ミシンのファンベルトなど、その丈夫さゆえ、道具として活躍していたものの、革のなめしにも、加工にもかなりの手間がかかる為、作り手にはあまり好まれない素材でした。「よく、そんな革を相手にしたね」と仲間からあきれられる程でしたが、実直な英三会長はそんなタンニンなめしの革と向かい合い、コツコツと鞄を作り続けました。

いたがき第一号作品「鞍」の誕生

「何か会社のシンボルになる鞄はないものか」。北海道で創業することになり、その一番の課題に取り組んでいた時、1つのデザイン画が持ち込まれます。それは美しい“鞍”の姿をした鞄でした。そこから経験豊富なデザイナーとタンニンなめしの革と、ものづくりへの情熱に満ち溢れていた英三会長の奮闘が始まりました。完成までの道のりは長く、ただでさえ曲線が多く複雑な形を、難しい素材で作り上げるのは大変な困難で、試行錯誤を繰り返し、ようやく第一号が完成する頃には1年半が経過していました。こうして出来上がった、いたがき第一号作“鞍ショルダー”は「今も昔も、こんな鞄はあなたにしか作れない」と職人仲間からも称賛される、いたがきの代表作となったのです。

究極の職人技を込めた「鞍」

いたがきの“鞍”は「無から生み出す」発想力と、タンニン革を知り尽くした長い経験、そして熟練の職人技の集大成とも言える鞄です。内装など見えない部分にも考え抜かれた工夫が施され、その縁の下のパーツのおかげで、無駄になる革はほとんどなく、見た目にも無理のない、内面からにじみ出るような美しい表情に仕上がるのです。

例えばE919鞍ショルダー大は、57個もの革パーツから組み立てられています。重要なのは鞄の土台となる後ろボディで、一番良い部分の革を使います。縫う人だけでなく、裁断する人の技量も問われる製品です。独特の立体的なフォルムは、厚い革が折れないように、ゆっくりと時間をかけて、慎重に曲げながら形作られていきます。

そして究極は、ショルダーを取り付ける部分の“手縫いの根革”です。これは鞄を完成させてから、最後に仕上げるパーツで、まず手縫いが出来る人でないと思いつかない、手縫いができてもやりたくないほど手間のかかる作業です。それでも「このパーツがないと、この鞍のデザインは完成しない」と言う、職人の高い志から生まれた独特の手法なのです。

英三会長から受け継がれる「鞍」

「硬い、重い」と言われ、表立って注目されなかったタンニン革を「丈夫で、年を経るごとに美しくなる」素晴らしい革であると、世の中に伝えるために生まれた“鞍”シリーズ。

英三会長の想いは、長い年月を経て、今では若い職人たちに受け継がれています。

お客様から「いつか欲しい憧れの鞄です」と言われるように、若い作り手たちにとっても「いつか作れるようになりたい目標の鞄」なのです。すでに完成している鞍を縫うことは出来ても、一からその形を生み出すためには、20年以上の経験と修行が必要です。

ものづくりは一朝一夕に成らず。日々の地道な作業を繰り返して、ほんの一握りだけが花開く世界でもあります。会長からベテラン職人へ、そして職人の卵たちへ、“鞍”を目指す事で日本の伝統である“職人魂”は受け継がれていきます。

完成から34年目。新しい「鞍シリーズ」へ

今年の創業祭では、今までの鞍シリーズに新しくE934「鞍ショルダー小型」(キャメル1色・受注生産)B915-13「鞍ショルダー小」(ネイビー)、B113-13「馬蹄ドル入れ」(ネイビー)が登場します。お客様からのご要望が多かったサイズや、人気の高いネイビー色を取り入れた限定商品です。

鞄作りの全てが詰まっているいたがきの”鞍“シリーズをぜひ、店頭でご覧下さい。

皆様のご来店を社員一同、心よりお待ちしております。

投稿者:京都御池店

Page 1 / 11
このページの先頭へ